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雑誌への露出で人柄をアピールする戦略のキムタク

 年内で解散するSMAPのキムタクこと木村拓哉が、このところ、雑誌の取材をこれまでにないほど受けていることを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 同誌によると、来年1月発売予定の女性誌「FRaU」(講談社)に木村のインタビューが掲載予定。同社の写真誌「フライデー」が16年前、木村と妻の工藤静香の種子島の婚前旅行を報じた際、当時、チーフマネージャーをつとめていた飯島氏が激怒。そのため、木村はこれまで同社の雑誌の取材を頑なに拒んできたという。

 同社以外の雑誌の企画も進行中で、趣味がサーフィンの木村は季刊のサーフ雑誌「NALU」(エイ出版社)にも登場予定。毎回、木村が著名なサーファーの元を訪ね、共に波に乗り、語り合う企画を連載するというのだ。

 「SMAPの分裂・解散騒動の際、いち早く事務所側についたダメージは深刻。CM契約は何社か残っているが、テレビではほとんど放送されなくなってしまった。そのため、イメージアップ戦略でなりふり構ってはいられなくなり、これまであまり積極的ではなかった雑誌への露出を増やしてきた」(芸能記者)

 解散発表前の7月20日発売の「SWITCH 8月号」(スイッチ・パブリッシング)にはロングインタビューが掲載された。しかし、「木村拓哉 アウトローへの道」というかなり違和感のあるタイトルの特集記事。木村は10代のころの自分を振り返り、「アンチアイドルだったし、アンチジャニーズだった」と総括。また、「僕は“仕事”はするけど“ビジネスライク”が嫌いなんです。『この人だから』という信頼が、自分にとっては何よりも大きい」と発言したため、分裂・解散騒動の際に元チーフマネージャーの飯島氏を裏切った行為が発言と矛盾するとして、ネット上でSMAPファンからバッシングを浴びてしまった。

 イメージアップのための露出が逆効果にならないことを祈るばかりだ。

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