search
とじる
トップ > 社会 > 女子中学生にお触りをしてPTSDに追い込んだ学校校務員を逮捕

女子中学生にお触りをしてPTSDに追い込んだ学校校務員を逮捕

 広島県警呉署は6月18日、女子中学生に抱きついて胸を触るなどして、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたとして、同市教育委員会職員で当時市立中学校の校務員だった矢野健史容疑者(42=同市焼山本庄)を強制わいせつ致傷容疑で逮捕した。

 矢野容疑者は取り調べに対して、「わいせつな行為をした事実はない」として、容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、今年2月20日午後3時頃、同市の路上に止めた車の中で、勤務先の中学校の女子生徒(当時15歳)に無理やり抱きつき、上半身を触るなどわいせつな行為をして、PTSDを負わせたとしている。

 同署によると、矢野容疑者は当時、女子生徒と同じ中学校で校務員として、施設管理などの仕事をしていた。体調不良のため早退した女子生徒を、自家用車で自宅まで送っていく途中の事件だったという。

 女子生徒の家族が3月上旬、学校に被害を訴え発覚。同市教委は、矢野容疑者を4月1日付で市教委教育総務課付とした上で、5月13日に停職3カ月の懲戒処分としていた。その後、警察に被害届が提出され、捜査の結果、逮捕に至った。

 同市教委は「ご家族の皆様に心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪のコメントを出した。

 教員ではなく、職員とはいえ、勤務する学校の女子生徒にわいせつ行為をはたらくなど、許されるものではない。女子生徒の心の傷が癒えることを祈るばかりである。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ