search
とじる
トップ > レジャー > 古賀正俊の当たり馬券直行便 馬場状態の差を見極める

古賀正俊の当たり馬券直行便 馬場状態の差を見極める

 今回は馬場状態について書いてみたいと思います。今のJRAの芝コースは改良され、野芝と洋芝の複合した馬場が多く使用されています。開催初めのパンパンの良馬場、開催が進み、芝が傷んで荒れてきた良馬場、雨による稍重、重、不良など、いろいろな馬場状態があります。
 その時の芝のコンディションによって、勝敗が大きく左右されることが多いのが競馬です。したがって、馬場状態を把握することができれば、予想がしやすくなります。
 パンパンの良の時は高速馬場となり、逃げ、先行タイプの馬や内枠を引いた馬が有利になります。また、開催が続くにつれコースの内側が荒れすぎた時や、雨が続いてインが悪くなると、逃げ、先行馬が不利になり、差し、追い込み馬が台頭してきます。馬場の良し悪しにかかわらず、コースロスを考え、外を走ることができないのが、逃げ、先行馬の宿命なのです。また、内枠を引いた馬も外に持ち出すことができないと、そのまま悪いインコースを通らざるを得なくなります。それに対して、差し、追い込み馬は後ろから通るコースを選んで走れるので有利です。

 JRAでは内と外であまり極端な馬場にならないように、毎週、開催の中日に手を加えています。(1)芝に水や肥料を与え、生育を良くする(2)芝丈を刈り長さを調整する(3)砂を入れる(4)ローラーをかける(5)内柵を移動さる、などです。とくに注意をしたいのが砂を入れた時とローラーがけをした時です。地盤がしっかりするので、見た目は荒れているように見える内を通っても、不利にならないことがあります。
 このように馬場状態を見分けることが馬券の的中にかかわってきます。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ