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山里と品川、アルピーとダイアン…深夜ラジオでガチ喧嘩に発展した芸人

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南海キャンディーズ・山里亮太

 お笑い芸人の評価基準のひとつに、ラジオ番組のレギュラーメインパーソナリティーを務めたことがあるか否か、がある。すでに還暦を過ぎている明石家さんま、笑福亭鶴瓶でさえ、ラジオは辞めない。“芸人アンテナ”がさびないよう努めている証拠なのだろうか。

 番組はほぼ、生放送。ゆえに、アクシデントも多い。思わぬ“ポロリ”で、予期せぬ遺恨が生まれることも少なくない。ここ数年で、芸人がもっともザワついたのは、南海キャンディーズ・山里亮太VS品川庄司・品川祐だろう。

 発端は、2011年2月9日オンエアのTBSラジオ『水曜JUNK山里亮太の不毛な議論』。節分の時期にちなんで、山里が恵方巻きをくわえながら、嫌いな人の名前をいう企画だ。そのとき山里が口にしていた名は、明らかに「シナガワ」だった。

 山里が“品川アレルギー”を発症したのは、『M-1グランプリ2004』で決勝に進出し、躍進したころ。『リンカーン』(TBS系)に出演した際に品川から「いいですね。笑われる人ってラクですよね」などと嫌味を言われたのだ。

 のちに、“JUNK”の生放送中に、品川が突如乱入。闘いは一気に熱を帯びたが、後輩の山里が謝罪。事態は、リスナーが証言者として立ち合う形で終息した。

 同じく、ラジオで不穏なムードとなり、やがて解決に至ったのはアルコ&ピースとダイアンの2組だ。先手を仕掛けたのは、ダイアン・津田篤宏。「アルコ&ピースのデカいやつ(平子祐希)。あいさつが雑やったけど、後輩なんか?」と、自身がメインパーソナリティーのラジオで怒りをあらわにした。さらに、「あいつ、後輩やったらどついたるねん」とケンカを売った。

 アルピーといえば、『THE MANZAI 2012』のファイナリストになって以降、仕事は順調。特に平子は、漫才、コント、トーク、司会、ひな壇のすべてに対応するオールラウンダーだ。コンビ結成は06年だが、それぞれが別のコンビで活動していた期間が長く、平子のキャリアは21年に達する。ウッチャンナンチャンや出川哲朗、バカリズムや古坂大魔王(ピコ太郎)ほか、多くの芸人を輩出している日本映画学校の卒業生とあって、笑いのロジックもしっかりしている。

 そんな平子に対して、後輩の津田は「自分の方が芸歴は上だ」と勘違いしたのだ。それでも平子は、“西の強風”に恐れをなして、長文のメールを送信した。対して、津田は短文で返信。最終的には、うやむやだった年功序列は明確になった。ベルリンならぬ“東西の壁”は崩壊。仲直りに至ったのだ。

 深夜ラジオと言えば、有名人の忌憚のない発言がダダ漏れになるとあって、マスコミ関係者にとっては必聴のもの。芸人も“ホーム感”を漂わせ、暴走することも多い。ギャラは安いが、一流タレントの証のひとつだ。この文化は廃らないだろう。
(伊藤由華)

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