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ボクシング 帝拳のW王者に大きな試練

 ボクシングのダブル世界タイトルマッチ(10日、国立代々木競技場第二体育館)の調印式が8日、都内のホテルで行われた。WBCスーパーバンタム級王者西岡利晃、WBAスーパーフェザー級王者ホルヘ・リナレスの両選手には、次戦のプランとして早くも海外での防衛戦が浮上中。だが、帝拳が誇るダブルエースには厳しい現実が待ち受けていた。

 イバン・エルナンデスと3度目の防衛戦を行う西岡は「勝つことは確信しています。チャンスがくれば、KOに結びつけたい」と必勝を宣言した。
 一方、ファン・カルロス・サルガドとのV2戦に臨むリナレスも「3年ぐらい日本で試合していない。10日はすばらしい試合をします」と意欲をみせた。

 西岡はV3成功後、ボクシングの本場、ラスベガスでの防衛戦に意欲をみせている。
 リナレスは、今年9月に元6階級制覇王者のオスカー・デラホーヤ氏が経営するプロモート会社「ゴールデンプロモーション」と契約を交わし、スーパースターの道を歩み始めている。
 まさに“アメリカンドリーム”を地でいく両雄だが、そうやすやすとは手に入れることはできないようだ。
 帝拳の本田明彦会長は「ハンデはすごくありますよ。よほどいい選手じゃないと(成功するのは)難しい。パッキャオが試合をする時は、フィリピンやアメリカ国内から7、8000人くらいは集める。よほどすごいボクシングでみせるしかない」と語る。
 アメリカで成功するには、興行の営業面でも貢献しなければいけないというワケだ。
 くしくも、今回のダブルタイトル戦はゴールデンプロの関係者が見守る中での試合となる。この“御前試合”でどれだけのインパクトを残せるかが、今後の米国進出のカギを握る。
 帝拳のダブルエースの真価が問われる。

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