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ドラマ界の現状に物申した超大物脚本家・山田太一

 「男たちの旅路」(NHK)、「岸辺のアルバム」(TBS)、「ふぞろいの林檎たち」(同)などの名作ドラマを手がけた脚本家の山田太一氏がドラマ界の現状について本音を語ったインタビューが発売中の月刊誌「サイゾー」(サイゾー)に掲載されている。

 現状のドラマ界はといえば、「まずキャスティング重視で、主役級になると半年前、早いと1年前からスケジュールを押さえる」(民放キー局のドラマ担当者)というが、山田氏は「人気にある俳優さんを揃えて視聴率を計算したって、ドラマはできません」、「人気者をひとりつかまえたら、2〜3人は新人をつかうとか」と指摘した。

 10月からは山田氏と関係の深いTBSで、キムタクことSMAPの木村拓哉主演の「安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜」がスタート。今や、テレビ界ではキムタクに物申すこと自体がタブー視されている空気だが、山田氏は「(キムタク主演の)『南極大陸』は少しだけ見ましたけど、『木村拓哉さんがやってくださっている』という空気が画面から伝わってくる。そんなの見たくない」とバッサリ。しかし、「すごい人だから活かす道はあると思います」としっかりフォローし、「いつも木村拓哉さんはちょっと不平そうな声を出すじゃないですか(笑)。それはもうあの人のキャラクターなんだから、作品の中でもっと引き出して、みんなで笑いものにしちゃうとかね」、「新しいキムタクさんを引き出すような役があればいいと思います」と役者・キムタクを活かし方を提言した。

 「キムタクは織田裕二や阿部寛のように台本にまであれこれ口を出すようなこだわりのある俳優ではないが、撮影スケジュールなどはすべてキムタク優先。ドラマの現場でも監督以下、あれこれ言えないので役者として成長していない」(映画関係者)

 いっそのこと、キムタクを山田氏に預けてみては?

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