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エリザベス女王杯(GI、京都芝2200メートル、16日) 関西本紙・谷口は未完の大器リトルアマポーラに攻めの◎

 因縁の2006年エ女王杯から早2年。このレースに、誰よりも熱くハートを煮えたぎらすのは、カワカミプリンセス(1位入線、12着降着)の西浦調教師だ。
 しかし、不安がいくつかある。まずは古傷の種子骨骨折。「能力に支障はない」とトレーナーは断言するが、種子骨といえば、脚元にかかる体重の何倍もの負荷を吸収する個所だ。振り返れば久々とはいえ、スローペースの2番手をしびれる手応えで進んだ府中牝馬S。一瞬、弾けかけてしぼんでしまったのは、古傷の影響…とも取れなくはない。

 さらに、大誤算だったのは1週前追い切り。DWコースで一番時計(5F62秒3)といえば聞こえはいいが、実のところは大暴走。繊細な牝馬だけにオーバーワークも懸念され、人気ほど信頼できる存在とは思えない。
 狙いはズバリ!3歳馬リトルアマポーラだ。
 夏のリフレッシュ放牧に向かう際に見舞われた輸送熱が尾を引き、秋華賞はぶっつけ本番となったが、「災い転じて福となす」とはこのこと。叩き2戦目で上昇ムードにあるなか、同世代のライバルはというと…。
 オークス馬トールポピーは鼻出血を発症し、無念のリタイア。秋華賞2着のムードインディゴは中間、口内炎のアクシデント。レジネッタはフケに悩まされている。唯一、順調といえるのは別路線組で注目を集めるポルトフィーノだが、こちらは乗り難しいタイプでいかんせんアテにしづらい。
 クラシック3冠では、春から大器と騒がれながらも無冠に終わったアマポーラにとって、今回はようやくめぐってきた戴冠のチャンスといえる。
 「先週のケイコが単走であの時計で、あの気合乗り。当初、今週は併せる予定もあったが、もうその必要はない。追い切りをつけてもらったルメールもさすがという印象。1回またがったことで、馬のことは分かってくれたと思う」
 日ごろは口の重い長浜調教師も、愛馬の充実ぶりを肌で感じ取っているのか、いつになく冗舌だ。
 「オークスは腑に落ちない負け方をしたが、今回は二二で直線が平坦の京都。脚質的に外回りもいいんじゃないか。今思うと、クラシックは何とかならんかったのかなぁというレースばかり。せめて締めくくりのここは何とかしたい」
 晩秋の淀に見事なまでに咲き誇るのは未完の大器リトルアマポーラだ。

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