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吉野家で客が店員の顔に牛カルビ丼を押しつける

 大手牛丼チェーン「吉野家」で、客が男性店員(41)の顔に、運ばれてきた牛カルビ丼を押しつけるという前代未聞の珍事件が起きた。

 事件の舞台となったのは、「吉野家・五合橋線尾浜店」(兵庫県尼崎市尾浜町1丁目)で、2月23日午前1時45分頃、同市内の塗装業の男(36)が友人2人とともに来店。男は牛カルビ丼大盛りとみそ汁を注文した。

 店員が注文された物を運んできたところ、突如、男が牛カルビ丼を店員の顔に押しつけたのだ。男は自分が注文したみそ汁が、友人の前に出されたのに腹を立てたという。男は「みそ汁は俺のや!」と言うと、右手で店員の肩をつかんで押さえ、左手に持った牛カルビ丼を約10秒間、店員の顔に押しつけた。

 店員は110番通報し、駆け付けた県警尼崎北署員が暴行容疑で男を現行犯逮捕した。当初、男は「やっていない」と否認したが、店員の顔には牛カルビ丼のたれが付着し、防犯カメラにも犯行の様子が映っていた。店員にケガはなかった。

 当時、酒に酔っていた男は逮捕後、冷静になると、容疑を認め、「店員の態度が気に入らなかった」と供述している。

 酒に酔った勢いとはいえ、その犯行動機はあまりにも短絡的なもので、とても36歳の大人がやることではない。確かに店員にも非はあるかもしれないが、たかだか、みそ汁を出す客を間違えた程度のことで、こんな目に遭わされたのでは、たまったものではない。

 牛丼屋の店員も、楽なものではない!

(蔵元英二)

*写真イメージ

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