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ミステリー 原発作業員“降臨”か? 震災デマに新たなる疑惑

 福島第一原発での任務をいったん終えた下請け業者の作業員、を名乗る人物がネット掲示板に“光臨”(降臨)した。

 −−率直に言って機械治ると思う?

 A.「え? 無理っす。wwwでも安全に収束は出来ると思う。現場の士気は決して低くはない」

 (中略)

 −−海外で超騒いでるヤツにやっぱり一言言いたいんだ。日本の技術を舐めんな! 俺間違ってないよね?

 A.「そうだね、そして作業員もなめんな!」

 涙もろくなったのか…筆者の涙腺が緩む。

 「小名浜のホテルに泊まってる人もいるし、Jビレッチに泊まる人もいる」
 「インナーは東電マークの付いたスウェットみたいなやつ」
 「一回の入場で7.5ミリシーベルトが限度値。いまんとこ4日間で累計8ミリくらいかな」

 (もうコレ、ほんものだろ…)

 −−みんなの未来を頼んだぞ!

 A.「きっといい方向にいくさ。一緒に頑張ろうぜ」

 もはや目の前が霞み、前が見えない。(おれ、がんばろう…)そう決意を新たにする筆者であった。

 で、(ん? 待てよ…)と思い返す。

 …一見お調子者、関係者しか知りえないと思わせる記述、前向きで力強い発言…、これ、ネットに降臨する『有名な出来事の当事者』を名乗るスレ主の典型的特徴を兼ね備えているのでは?(笑)
 そもそも、うまい受け答えのやつは疑え、が鉄則でもある。

 真相は闇。しかしながら、ホンモノであったら、今理想に近いヒーロー像なのかもしれない。

 一ついえそうなのは、こんな人達が頑張っていることだけは、きっと確かなことなのだろう。

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