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外国人観光客で大盛況! 飛田新地を悩ます“写真撮影”

 日本最大の遊郭、大阪市西成区の飛田新地の様相が変わり始めている。原因はやはり、大挙して訪れる外国人観光客の影響だ。
 「飛田新地は日本の旧遊郭の風情が楽しめる街ということでネットや海外の雑誌で紹介され、訪れる外国人が急増しています。天王寺・西成から新世界(浪速区)にかけて増えた安価なホテルを拠点に、通天閣やあべのハルカスへ行った後の“夜のオプション”として繰り出すわけです」(地元風俗ライター)

 これにより、新地に並ぶ店の売上げも好調だという。
 「外壁を塗り替えたり、改装する店舗も出てきている。さらに新規の店も何軒か加わり、街全体が何だか明るくなりましたよ。女の子も年増が減って外国人好みの若くて肉感的なタイプが増え、結果、日本人の客も多くなっているようです。この状況に店側も強気で、受け身15分一発勝負の相場が1万円だったものを、1000円から2000円値上げするところも出てくるほどです」(同)

 ただ、景気のいい話ばかりではない。外国人観光客につきもののトラブルが発生している。
 「写真撮影ですよ。中には店に上がりもせんと、店先で女の子の写真だけ撮っていく外国人がおる。こっちが文句言うたら、あっちの言葉でまくし立てて逃げよる。で、撮った写真をSNSなんかに平気で載せとるらしい。そんな外国人に紛れ、知らぬふりして撮影する日本人まで出てくるからタチ悪いわ」(従業員)

 飛田新地は古くから、暗黙の了解で撮影は禁止となっており、店先にも注意書きもある。しかし、その事態に組合では「盗撮は犯罪です」と日本語と英語で記したポスターまで張り出した。
 「まず英語から。それでも分からんかったら中国語、韓国語も入れなあかんやろな。これで女の子に逃げられでもしたら本末転倒や」(同)

 せめぎ合いはしばらく続きそうだ。

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