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東映本社ビルの○○に藤岡弘、も苦笑い!?

 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』の初日舞台挨拶が行われた4月某日。会場となった東京・中央区の丸の内TOEIには、チビッ子から年配まで老若男女の観客が集まり、大盛況となった。

 渡部秀、桜田通といったイケメンが登場すれば若い女性ファンから歓喜の声が上がり、“オシリーナ”こと秋山莉奈には男性ファンの野太い声援。そして、初代仮面ライダーの藤岡弘、と2号の佐々木剛に加え、V3の宮内洋が勢揃い!! 夢のような出来事に往年のライダーファンも感激したことだろう。中でも佐々木剛は80年代に全身ヤケドの重傷を負い、役者の命とも言うべき顔を何度も皮膚移植した苦労人。ホームレス生活も経験し、どん底を味わっただけに、久しぶりの晴れ舞台にテンションアゲアゲ!! 2号の変身ポーズまで披露してくれた。これにノせられたのか、宮内もV3の変身ポーズの大サービス。

 だが、藤岡だけは自分のペースを崩さず、

 「仮面ライダーは40年間、多くの人を励ましながら続いています。仮面ライダーは永遠なり! ヒーローは永遠なり!」

 とあいさつ。そして、

 「国も個人も世界も変身の時が来ました。多くの子供たちがヒーローを待っています。この局面を乗り越えていきましょう。必ず女神が微笑むと信じています」

 と東日本大震災を意識したコメント。それもそのはず、なんと藤岡は米1トン、紙おむつなどの救援物資をすでに被災地に届けていたのだ。

 囲み取材は藤岡と渡部のみ、東映本社ビルで行われたのだが、ここで意外な事実が。なんと囲みの途中の午後1時、まるで学校にタイムスリップしたかのようなチャイムが響き渡ったのだ。約1分間の囲みの中断に藤岡もマスコミも苦笑い。関係者に聞くところによると、東映では午後1時と午後6時15分の1日2回チャイムが鳴るという。仮面ライダーの取材で意外な収穫があった!!
(マダムキラーJ)

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