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大相撲 細木数子が明かす朝青龍復活V秘話

 大相撲の初場所千秋楽は25日、東京・両国国技館で行われた。横綱朝青龍は、ライバル横綱の白鵬との優勝決定戦を制し、5場所ぶり23回目の優勝を決めた。場所前は引退危機も騒がれたが、3場所連続休場からの復活V。朝青龍の日本の母で、占い師の細木数子氏は「もう大丈夫。完全復活よ」と断言。ドルジ復活の知られざる裏話も明かにした。

 崖っぷちから涙の復活Vだった。
 3場所連続休場から進退を懸けて臨んだ初場所。無傷の14連勝で千秋楽を迎えた朝青龍は、白鵬と横綱決戦に臨んだ。本割では敗れたが、優勝決定戦できっちり勝利。ライバルを下しての復活優勝に土俵上で両腕を上げてガッツポーズで喜んだ。
 今場所は進退の懸かる土俵だっただけに思いはひとしおだった。優勝インタビューでは涙をにじませ「私は帰ってきました」「朝青龍が帰ってきました」と復活を宣言。満員御礼の観客席から「もうモンゴルに帰るな」と野次を飛ばされても、「日本が大好き。日本の横綱なので、そんなことはありません」と言い切った。
 土俵に上がり続けるか引退か。場所前に引退危機も取りざたされ「後がない。これでダメならさっぱり(引退)しよう」とハラをくくった。それだけに復活Vで「まだまだ頑張っていきたいと思います。まだ28(歳)。若いんで」と迷いを断ち切り、決意を新たにした。

 悲壮な決意で臨んでいた朝青龍には、知られざる苦悩があったという。日本の母で占い師の細木数子氏によれば「世間でバッシングされているときに、彼はモンゴルで厳しい練習に耐えていた。死闘していたんだよ」という。さらには「2年半前に彼は帰化するつもりだったんだ。苦しんでたし、悩んでたんだよ」と打ち明かした。

 貴乃花の22回の優勝記録を超え、歴代4位となる23回目の優勝に周囲の期待は膨らむばかり。主治医の本田昌毅医師は「僕は彼から大鵬の記録(32回)を超えたいって聞きましたので、それを超えてほしい。今年はあと(優勝を)4回は」とコメントした。昨年11月まで朝青龍のまげを結っていた床寿こと日向端隆寿さんも「1回負けたからダメだと思ったけど、とにかく優勝できてよかった。まだ2、3年は取れるよ」。周囲も朝青龍の完全復活に太鼓判を押す。
 「先のことは本人にプレッシャーをかけることになるから言わない。だけどもう大丈夫。完全復活よ」と細木氏。初場所で引退危機を見事に寄り切ってみせた朝青龍は、まだまだ角界をけん引する。

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