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お笑いブーム終焉で芸能界に溢れる芸人難民たちの未来は…

 フジテレビの『爆笑レッドカーペット』の放送終了が一部スポーツ紙で報道された。『爆笑レッドカーペット』は若手のお笑い芸人が短いネタを披露するお笑い番組。多くの若手人気芸人を生み出し、一時は視聴率20%以上を記録することもあったが、日曜日のゴールデンに移動してからはNHKの「龍馬伝」など強力な裏番組がある中で苦戦し、最近の視聴率は10%ほどだった。

 日本テレビで大ヒットした『エンタの神様』も今年3月に終了。「エンタで見た芸人たちで、番組終了後にまったく見なくなった芸人も少なくないですね」と語る。「一時は飽和状態であった若手芸人を使う番組もこれで打ち止めでしょう。視聴率を見ても、世間が安易な作りのお笑い番組を見なくなっていることがわかります」(芸能ライター)。

 そこで、気になるのはレッドカーペット芸人たちのその後だ。エンタ芸人たちとともに消えてなくなるのだろうか。「すっごく前向きに考えれば、エンタは完全なネタ番組の構成だったので、芸人同士の絡みは皆無、レッドカーペットはひな壇にすらっと並び、身内トークを展開することもありました。これは今のバラエティ番組には必須の展開で、ここを経験したかしないかは大きいでしょう。それに今は経費削減の波が押し寄せるテレビ界。まだまだ格安で使い勝手がいい彼らには使い道がないわけではない。もちろん、実力が伴わなければ使い捨てられるだけですが。もし、生き残りたいなら芸人からタレントになれるか、そこが勝負所でしょう」(芸能ライター)。結局は本人たちの実力。今まで同じレベル同士の温室で戦っていた彼らは決して楽ではないはず。ただ、経費削減が命題のテレビ界は決して彼らにとって逆風ばかりではないということは少し救いなのかもしれない。

 果たして生き残るのは誰か? 番組終了は元レッドカーペット芸人たちのサバイバルレースのスタートになることは間違いなさそうだ。

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