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ハッシーの地方競馬セレクション(10/18)「第27回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」(浦和)

 強い競馬をしたものの・・・。先週川崎競馬場でおこなわれた「第16回鎌倉記念(SIII)」。本命に推したマッドドッグは、好スタートから少し出していって好位2番手の位置を取る。道中はがっちりと折り合いがつき、3コーナー入口では早くも先頭に立つが、外からリコーワルサーが絶好の手応えでマクって来ると、押して押して離されないように直線に入る。残り200m付近までは何とか食らいついていたが、そこから脚が鈍ったものの、何とか2着に踏み止まりました。正攻法でこれだけの競馬ができるということは、力がある証拠です。今後も目が離せない一頭となりそうです。

さて、今週は「第27回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。

 本命にはカンムルを推します。中央から移籍後2戦は、ニューイヤーC(SIII)3着、’17雲取賞を優勝と好調でしたが、その後、東京ダービー(SI)の5着はあるものの、それ以外は掲示板外と今一つの戦績。一息入れた前々走の黒潮盃(SII)では、3コーナーから動いていき、終いもしっかり伸びて、上がりはメンバー中2位と復活の兆しを見せる2着。前走の戸塚記念(SII)では、メンバーが揃った中、1周目のスタンド前から動いていき、向正面中ほどでは早くも先頭に立つ強気の競馬。そのまま、後続との差を広げ、直線でも脚が上がることなく初重賞制覇。1周目のスタンド前から動き、最速の上がりを使えるのだからスタミナは相当なもの。今回も強気な競馬で重賞連勝を飾る可能性は高いでしょう。

 相手筆頭は、笹野高史のようにいぶし銀の活躍を見せるタイムズアローです。今年で9歳となり、年明けこそ、報知オールスターC(SIII)3着や、フジノウェーブ記念(SIII)で2着と奮闘していましたが、その後2戦は、7着、5着と精彩を欠いていました。今回は、しっかりと間隔を開け、立て直されており、連覇を狙える仕上がりにあります。

 ▲には、前走勝って勢いに乗るタマモネイヴィー。

 以下、グレナディアーズ、セイスコーピオンまで。

◎(8)カンムル
○(2)タイムズアロー
▲(5)タマモネイヴィー
△(10)グレナディアーズ
△(6)セイスコーピオン

買い目
【馬単】3点
(8)→(2)(5)(10)
【3連複1頭軸流し】6点
(8)−(2)(5)(6)(10)
【3連単フォーメーション】6点
(8)→(2)(5)→(2)(5)(6)(10)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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