大いに期待されてスタートした今年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』が大変なことになっている。
「4月12日放送の第15話で視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と、初の1ケタ台を記録してしまいました。これは'12年に放送された『平清盛』以来の10%割れ。他の回の数字も10%ちょっとで低迷が続いています」(芸能記者)
これに大激怒していると伝えられているのが、同局の籾井勝人会長だ。
「今作は、安倍晋三首相の地元・山口県を舞台にした“会長肝入り”の作品。絶対、失敗は許されません。当初は差し入れ持参で現場をよく訪ねていましたが、視聴率がいつまでも上がってこないことに業を煮やし、『いったいどうなっているんだ。何とかしろ!』とカミナリを落としたそうです」(芸能レポーター)
そんな会長の怒りを知ってか、今後放送分の試写会に顔を見せたヒロイン・文を演じている井上真央(28)は「いろんな原因があるかと思いますが、私が主演である以上、私の力不足としか言いようがありません」と、神妙な表情を見せた。
「真央はやりにくそうですね。ほとんどの人が知らない文をヒロインにして、どんなドラマを作ろうとするのかはっきりしていないからです。しばらく、ヒロイン・文の出演シーンを3分の1程度に減らしたらどうかなどという強硬な意見も出ているようです。恋人と噂されている『嵐』の松本潤に電話で慰められているという情報も流れています」(前出・芸能記者)
ドラマは第18回(5月3日放送)から第2章に突入した。
「夫の久坂玄瑞(東出昌大)と文の夫婦を色濃く描きます。(山口)萩の女たちがこしらえた外国船の襲撃に備える『女(おなご)台場』の築造も見どころの一つだと思います」(テレビ誌ライター)
しかし、これが視聴率に結びつくかというと、甚だ疑問。
「そこで浮上してきたのが真央が“裸”を見せるというプランです。一番手っ取り早いのが入浴シーン。背中から“YC(ヨコ乳)”のシーンが撮れたら大成功だと思います。何も“前”を見せろというわけではないのですから、起死回生、これくらいはできると思います」(ドラマ関係者)
文に萌え〜!