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「AKB48真夏の単独コンサート in さいたまスーパーアリーナ 〜川栄さんのことが好きでした〜」の1日目レポート

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(C)AKS

 「AKB48真夏の単独コンサート in さいたまスーパーアリーナ 〜川栄さんのことが好きでした〜」の1日目の公演が、8月1日(土)に、さいたまスーパーアリーナで行われた。

 ガイコツたちが会場内を彷徨う怪しげな雰囲気の中、黒いマントに身を包んだ謎のストーリーテラーが登場。モンスターたちによる宴の始まりを宣言。カウントダウンゼロでメインステージの幕が取り去られると、ハロウィンのカボチャをモチーフにしたステージがあらわになり、AKB48単独としては約半年ぶりのコンサートが幕を開けた。

 オープニング曲は、「ハロウィンナイト」。選抜メンバーだけでなく、本日の公演に参加する全108名が、ハロウィンの仮装をテーマにした衣装でパフォーマンスし、幕開けから会場を盛り上げた。続いては、AKB48の5チームによる競演。現チーム体制では最後のコンサートということもあり、館の人形の呪いにより柏木由紀と渡辺麻友をはじめとしたチームBメンバー自身も人形になった「嘆きのフィギュア」など、A、K、B、4、8のそれぞれが趣向を凝らしたパフォーマンスで魅せた。

 ユニットのパートでは多彩な組み合わせが登場。中でも、小嶋陽菜が率いるOPPAI選抜による「スキャンダラスに行こう」、“Dr.パル太郎”こと島崎遥香がナースの北原里英と患者の兒玉遥と注射型ハンディーキャノンを撃ちまくった「ハート型ウイルス」に大きな歓声が寄せられた。

 中盤はハロウィンとは一転し、夏祭りに。高城亜樹が髪型をポニーテールにまとめシュシュをつけて楽曲がスタートした「ポニーテールとシュシュ」をはじめ、「Everyday、カチューシャ」「真夏のSounds good!」「さよならクロール」と歴代の夏のヒットシングルがセットリストを彩り、続く「僕の打ち上げ花火」「一歩目音頭」では浴衣姿のメンバーが盆踊りも披露し、夏気分を盛り上げた。

 終盤では、再び108名全員がステージに集結し、ステージ狭しと会場と一体になったパフォーマンスを披露。渡辺麻友が「この会場が今年の夏の最高気温になるんじゃないかって思うくらい、みなさんアツかったです!」と語るなど、終始熱気に満ちた一足早い夏のハロウィンパーティーとなった。

 本公演がAKB48としての最後コンサートとなる川栄李奈は、今の心境を聞かれた際に「緊張してますよー」と、あまりにあっけらかんと言った為、「本当に緊張してる?」と他のメンバーから総ツッコミを受ける場面もあった。

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