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aiko、全国ツアー「Love Like Pop vol.14」 仙台での振替公演もいつも通りの爆笑ステージで無事終了

 4月29日(金・祝)からスタートしたaikoの全国ツアー「Love Like Pop vol.14」は、先月7月24日(日)にNHKホールで最終日を迎えていたが、震災を受け延期になっていた仙台公演が8月29日(月)に無事終了、これで約4か月に渡って繰り広げられた全ての公演が正式に幕を閉じた。

 仙台での振替公演は、aikoいわく「番外編みたいなライブにします!」と宣言していた通り、今回のツアーのどの公演とも異なるセットリストを披露。ライブ当日が8月29日と言うこともあり、久しぶりに披露された『最後の夏休み』に続けて披露されたのは、彼女の代表曲『カブトムシ』。特別なセットリストを披露してくれたかと思うと、MCではいつもと変わらないaikoの姿が。最近届いた変な迷惑メールの話や、前日に仙台の町を一時間散歩して靴擦れが出来た話等、いつも通りの爆笑トークで会場を大いに盛り上げた。
 「今日が初日で、今日が最終日の今日しかないライブをやろうと思ってスタートしました。やっぱステージにあがったら、本当に何も変わらなくてみんながいてくれて、みんながライブを一緒につくってくれて、そしてやっぱり何よりもみんなの声が本当に大きくて、本当に来ることができてよかったなって、心から思いました。ありがとうございます」と語るaikoは、ステージを元気に駆け回り、MCでは友達のような何気ない会話を繰り広げ、終始“大爆笑”のステージとなった。

 今回のツアー、ライブ中盤の弾き語りコーナーでは、客席から募ったキーワードをすべて盛り込み即興で曲を作るという離れ技を見せてきたaiko。各会場いろいろなワードが飛び出したが、この日の仙台公演では“ずんだ”“楽天”“いづい”(しっくりこない意)などのご当地ワードが満載。それぞれ全くつながりのないこれらの言葉も、aikoの手にかかれば感動的なラブソングに(笑)。ひとつの恋の物語が作られ、その場で楽曲になるという奇跡に、会場からは大きな拍手が沸き起こった。ピアノ弾き語りのバラードで暖かい雰囲気に包まれた会場から一転、後半戦では再びアップナンバーを続けて演奏し、ラストまで一気に駆け抜け、更にはダブルアンコールとして、『帽子と水着と水平線』をこの日の為に特別披露し、3時間に亘る公演は大盛況のうちに終了した。

 「いろいろな気持ちをかかえてこの会場にきてくれたひとたちが沢山いたと思います。私も本当に死ぬほど緊張してステージに立ったけどやっぱり皆と楽しい時間を一緒につくりたいなと思ってこのステージをスタートしました。いろんなものを一瞬でも座席にちょっと置いて、それで『あほやな、aiko(笑)』って、笑って過ごせる時間を一緒につくりたかった」と話すaikoの言葉通り、会場に集まったお客さんはキラキラの笑顔で溢れていた。
 
 そして最後は「やっと来ることができて、本当によかったです。みんなとまた、必ず、絶対に会えるように頑張ります。だから、一緒にがんばろうね! 本当に今日は最後までどうもありがとうございました」と、aikoらしい等身大のメッセージで締め括り、会場は暖かい熱気に包まれ幕を閉じた。
 
 4か月間にも亘って行なわれた長いツアーが幕を閉じたのも束の間、早くも10月からはライブハウスツアー「Love Like Rock vol.5」の開催が決定している。

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