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「モデルスカウトの今」〜後編〜

 前回に引き続き、モデルスカウトの最前線の声をお届けする。事務所によって方針は異なるが、ファッション雑誌等を愛読される方も、モデル志望の方も是非参考にして欲しい。

 −− 「これだ!」と感じて声をかける(スカウト)に至る子に共通している部分などはありますか?

 「芸能界に身を置く前から服装や振る舞いにおいて、人に見られているという意識とセンスがある程度あって、それでいて服装や仕草等が出しゃばり過ぎない、良い意味での謙虚さと言うのか“バランス”を持っているんです。街を歩く姿そのものが嫌味もなく、過剰な要素もなく(モデルの素材として求められる)自然な絵になっているんですよね。
 モデル志望の子等ですごく勘違いをしている子が多いんですが、モデルという仕事はある意味では服やインテリア等の宣伝をする為のアシストをする役割とも言えます。ですから、周りの環境を逸脱して目立つ子、もしくは目立ちたがる子は逆にモデルには向いていないという見方も出来ます」

 −− (スカウトの)読みが外れることも稀にありますか…?

 「素材としてのスカウトにおいては間違ってはいないと常に確信しながら進んで来ていますが…スカウトした子をそこから“プロ”へ育てあげていくのが本当に難しく厳しい道程なんです(苦笑)。こちらからすれば喉から手が出る程欲しい、育ててみたい逸材を見つけても、いざ本格的に話してみると本人は芸能界等、人の前に出る世界は敬遠しているという事はたまにあります。特に苦しいパターンは、途中まで(業界の入り口に)はついて来てくれても、モデルの仕事に限らずドラマ等のオーディションの話が来ると、『やっぱり僕にはとても無理です!』って土壇場で怖気づいてしまったり…。
 今、活躍されている子は、決して単に顔立ちが良いから恵まれたデビュー路線を歩いてきた訳ではなく、逆に“業界側から門が開かれた”故に味わう苦労と、努力を経て今の実績があるんです。ただし、最近は渋谷・原宿を歩く若者もそうしたチャンスを心の底で期待して、ある種の心構えが出来ている子も昔と比べると平均的に随分多くなってきました。顔立ちや身長に限らず、業界のニーズも非常に移り変わりが早いです。それに合わせてスカウトの現場も色々な意味で日進月歩、変化していっています」

 今回の取材は一例であり、事務所によって方針は様々であるが、モデルの業界と芸能界がどのように発展し、変わっていくのか? これからも目が離せない。

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