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フィリーズレビュー追い切り速報 アイアムカミノマゴ文句なし

 絶好調厩舎に注目だ。桜花賞TR「第43回フィリーズレビュー」(JpnII、阪神芝1400メートル、15日)の木曜追いが今朝(12日)、栗東トレセンで行われ、アイアムカミノマゴが軽快な動きを見せた。所属する長浜厩舎は、デビュー2連勝中のスイリンカと2頭出し。決め手鋭いカミノマゴと先行力が魅力のスイリンカ。持ち味を出し切って、桜の舞台を目指す。

 すべては桜のために。アイアムカミノマゴにはそんな執念すら感じる。
 2歳時は4戦2勝、2着1回。上々の成績を残していながら、年が明けると、関東の杉浦厩舎から栗東の長浜厩舎に移ってきた。
 関東馬にとって桜花賞をなかなか勝てないハードルのひとつに、阪神競馬場への長距離輸送がある。最近では栗東に早めに入厩して備える例も出てきたが、転厩した方が落ち着いて取り組めるのは自明の理だ。
 受け入れたのはアグネスフローラで桜花賞制覇の実績がある長浜厩舎。しかも、カミノマゴは、そのフローラの仔であるアグネスタキオンを父に持っている。

 転厩後の2戦、紅梅SとエルフィンSはともに4着。長浜調教師は「環境の変化に強くて、紅梅Sではなかなかいい末脚を見せてくれた。エルフィンSはペースが遅く逃げる形になったけど、目いっぱい走っていない感じだった。現状は決め手を生かした方が良さそうですね」と分析した。
 中間は順調そのもの。5日の1週前は栗東DWで併せ馬を行い、軽々先着した。「いい感じできている。もう少しレースぶりが安定してくれればいいんだけど、控える形でうまく流れに乗れればチャンスはあると思う。楽しみにしている」とうなずいた。
 ブエナビスタは突出しているが、そのほかはドングリの背比べ。桜へ向け、ラストチャンスにかける。

 【最終追いVTR】福永騎手を背にDWコースで併せ馬で追われた。直線はゲバルトステイヤー(古馬1000万)との追い比べとなったが、外からラスト1F11秒6の鋭い伸びで、軽く3馬身先着。最後まで余裕のある脚色で、状態は文句なしだ。

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