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ビートたけし離婚、過去の事件もすべて愛人がらみ?

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ビートたけし(北野武)

 ビートたけしが離婚していたことがわかった。すでに一部報道で離婚調停に入っていると伝えられていたが、それが現実のものとなった。たけしの財産のほとんどは元夫人の幹子氏に渡る模様だ。

 たけしは、芸人仲間だった幹子氏と1980年に結婚(正式な婚姻届は1983年)。一男一女をもうけるも、長年にわたって別居状態が続いており、たびたび離婚が取り沙汰されてきた。たけしにとって愛人の存在は、半ば公然の秘密といったものであり、性風俗店通いも公言していた。それゆえ、たけしが過去に起こした事件や騒動は、そのほとんどが愛人絡みのものである。

 1986年に起きた「フライデー襲撃事件」は、当時たけしが交際していた愛人の専門学校生が、『FRIDAY』(講談社)の記者からの取材で怪我を負い、それに怒ったたけしが深夜にたけし軍団メンバーを引き連れ、編集部を襲撃したものである。当時は、マスコミの度を越えた取材が問題視されており、たけしに同情的な声も聞かれた。だが、たけしは逮捕され懲役6か月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。

 1994年には、酒に酔った状態で原付バイクに乗り、自損事故を起こす。これにより、たけしは頭部や顔面に重傷を負い、しばらくは顔面麻痺の症状も残った。一部報道では、当時愛人として交際していた巨乳タレントの細川ふみえとの密会に向かう途中だったともいわれている。

 また、記憶に新しいのが、2018年春に起こった独立騒動であろう。自らの名前を冠したオフィス北野を離れ、愛人とともに新事務所T.Nゴンを設立したのだ。現在は愛人にベッタリといわれ、たけしを長年担当してきたスタイリストが愛人の一声で解雇されたほか、浅草キッドの水道橋博士の病気休養の原因も、愛人からのパワハラがあったともいわれる。そして、とうとう離婚しそうでしなかった幹子夫人とも別れてしまった。

 たけしがこれまで起こしてきた事件や騒動は、すべて愛人がらみのものである。離婚が成立したとはいえ、今後も何かが起こるかもしれない。

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