「まだ、詳細は出ていませんが、メーンキャスターを務める富川悠太アナの降板話に抱き合わせる形で、浅田の名前が挙がっているのです」(テレビ事情通)
キャスター就任1年目にして富川アナにリストラ話が持ち上がった理由は、キャラクターの地味さと低迷し始めた番組視聴率だ。
「古舘伊知郎からメーンキャスターを引き継いだ直後の上半期番組平均週間視聴率は、11%台を記録。週によっては13〜14%の大台を叩き出すこともあったが、1月は2週、3週と連続で9%台。事件がないと視聴率が安定しないという傾向はまずい。○○キャスターだからチャンネルを合わせる、といった個性がないとキャスターは務まらない」(制作プロデューサー)
今や最大の弱点が露わになった富川アナ。テレ朝は『報道ステーション』の番組価値が危ぶまれる前に大鉈を振るう決断を固めたという。注目はその降板時期と後任人事。テレビ界では、現在、『モーニングショー』の司会を務める羽鳥慎一の名前が急浮上している。
「羽鳥を起用し、仲のいい元大阪市長の橋下徹を解説者に据える。また、曜日毎に、マツコ・デラックスなどの飛び道具まで考えているんです」(芸能プロ関係者)
加えて今回、羽鳥の協力サポーターとして指名されたのが、フィギュアスケートの浅田だという。もっとも、浅田はまだ現役の選手だが…。
「1年後に迫った平昌五輪代表選考では、エース宮原知子を中心に三原舞依、樋口新葉、本田真凜、本郷理華、そして奇跡の復活を狙う浅田真央の6人でのシ烈な争いが予想されている。ただ、ヒザに爆弾を抱える浅田の現状を見る限り、出場はかなり厳しい。五輪出場を逃せば、即引退というのが彼女にとっての既定路線」(フィギュア関係者)
一連の状況を見越した上で、獲得に向けて動き出したテレ朝は、移籍金として1億円、さらに、年俸制の3年契約を提案している。
「いずれはどこかのプロダクションに所属することになる。気になる年俸だが、浅田クラスなら3000万円は堅い。ただ、年俸制にするとテレ朝縛りが出てくるので、1本単価のギャラ制にして、他局にも出演する可能性は十分あると思います。その場合だと、ギャラは1本当たり50〜80万円が妥当な金額でしょう」(テレビ関係者)
バラエティーやドラマのお披露目もありそうだ。