search
とじる
トップ > アイドル > 東京パフォーマンスドール、3種のメンバープロデュース公演が大盛況

東京パフォーマンスドール、3種のメンバープロデュース公演が大盛況

 9人組ガールズグループ、東京パフォーマンスドール(以下TPD)が、5月2日から5月7日にかけて、ホームグラウンドであるCBGKシブゲキ!!にて、メンバープロデュースによる3種のライブ公演「東京パフォーマンスドール@シブゲキ!! 〜ダンスサミットネイキッド2017GW〜」を開催し、各公演大盛況に終わった。

 2日、3日とメンバーの高嶋菜七、浜崎香帆、小林晏夕がプロデュースしたA公演は、「一緒に遊園地いこう?」をコンセプトに、架空のテーマパーク“東京パフォーマンスランド”への出発から閉園まで1日のデートをライブで再現。いつものライブコスチュームとは違った私服風衣装で登場し、楽曲をさまざまなシーンに置き換えてパフォーマンス。ファンクチューン「PEOPLE」で到着の喜びを表し、激しいロック調の「SURVIVAL!!」ではジェットコースターの目まぐるしい展開を、そしてマジックを披露することでおなじみの曲「JUST LIKE MAGIC」ではスペシャルショーにみたてたりと、まるで遊園地に来ているかのような感覚に。その後も噴水ショーや光のパレードなど遊園地に欠かせないアトラクションを振付やペンライトなどでも表現する。また楽曲の歌詞に注目し、ラブラブデート〜喧嘩〜仲直りと心情の変化を「心のルール」「夜明けのハート」「Darlin'」「気持はING」で届けきる。落語などで使われる“めくり”を導入したことでそれぞれのシーンがより伝わりやすくなり、楽曲の新たな届け方が素晴らしいライブだった。何よりもメンバーの豊かな表情が、そういう気持ちにさせたことは言うまでもない。

 4日、5日は、櫻井紗季、飯田桜子、神宮沙紀プロデュースによるB公演「カワイイは正義でしょ」。タイトルの通り、メンバーの可愛さを存分に魅せたステージとなった。TPDといえば、激しいダンスと力強い歌で魅了するのが真骨頂な分、このテーマは新たな引き出しを増やすチャレンジ。オープニングでは、楽屋での愚痴トークを流してからの急いでスタンバイをし、ステージに上がった瞬間、完全なアイドルになるというユニークな演出で「ひらき直りも芸のうち」を披露。メンバー紹介のダンスチューン「WE ARE TPD!!」でも、いつもと違った可愛い振付でスタートしたり、いつもならキメ顔のところでも、可愛い笑顔。表情1つだけで、楽曲のイメージが覆るほど徹底した可愛さがそこにはあった。近距離でメンバーを見れる会場の特性を活かした演出がより効果を発揮したとも感じる。ほかには、飯田桜子のソロ曲「恋して女みがいて」を、9人全員で披露したり、昨年から恒例となっているスマホでの撮影OKタイム「FLASH TIME」ゾーンでは、ティアラをつけた純白の衣装で登場するなど、メンバーの新たな一面を目撃できるシーンも多々。ライブ終了時にはメンバーの可愛い笑顔や仕草に、ハートを射抜かれた方が続出したと思われる。

 そして最終となった6日、7日では、まず、上西星来、脇あかりによる新ユニット“赤の流星”のお披露目が行われた。オープニングで、赤の流星のプロローグがふたりのナレーションによって静かに流れる。吐息まで聞こえる妖しげな言葉と雰囲気に、胸はドキドキし、新たな領域に触れようとしている自分がいることがわかる。純白に赤いラインが入った衣装の星来と、黒に赤いラインが入った衣装のあかりが現れ、新曲「紅〜beni〜」、リンゴのオブジェを使った禁断の恋の歌「果実」を切なげに、ときには安堵な表情で見つめあいパフォーマンス。いつの間にか、ふたりの世界観から目が離せなくなっている。そしてまた2人のナレーションが入り、そっと手をつなぐふたり。そこには、そこはかとなく感じる百合の世界のようだ。このプロローグなどは、脚本家の綾奈ゆにこさんが担当。今後の展開が気になるところだが、次は6月19日の赤坂BLITZでのTPDのライブに出演することが決まっているので、ぜひ開設された公式ツイッターをチェックしてほしい。ふたりは「新曲をもっと増やして、いつか赤の流星のワンマンライブができるようになりたい」と抱負を語った。

 その後、上西、脇、橘二葉がプロデュースしたC公演「ガチバトル〜勝負ここにあり!!! !!! !!!〜」がスタート! メンバー9人が3名ずつピンク・青・黄色チームにわかれバトルをし、会場のお客さんにどのチームのパフォーマンスが一番よかったかを判定してもらうというファン参加型ライブの新たな試み。分かりやすく衣装も3つのカラーに分け、各チームのリーダー上西、脇、橘によるソロ曲対決、子分たちのユニット曲によるミニオンズバトルでは、それぞれの強みを活かした選曲で、会場を盛り上げる。そしてファイナルバトルでは、チームの勝利のために個人個人が全力パフォーマンスをする個人戦で構成。「SURVIVAL!!」「逆光×礼賛」「HEART WAVES」など激しいダンスが伴うアッパーチューンでそれぞれが限界まで弾ける! それに呼応した会場からの声援もGW公演の最高潮に。ライブ後は死力を尽くし合ったアスリートのように、お互いを称えあうメンバーに、タイトルどおりのガチ感を感じられた。

 三者三様、メンバーならではの個性豊かな発想が詰め込まれ、それらを徹底してやる姿に、TPDの新たな可能性を感じられたGW公演だった。

 ライブ後のMCでは新情報として、過去最大動員となった中野サンプラザ公演のライブDVD/BDのリリース(2017年8月2日)、8月9月のワンマンライブ、さらに、B公演のプロデュースメンバー櫻井、飯田、神宮の3名による新ユニット“ぐーちょきぱー”の結成が発表された。今夏のTPDの展開も熱くなりそうだ。

関連記事

関連画像

もっと見る


アイドル→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

アイドル→

もっと見る→

注目タグ