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日本テレビが内紛勃発で『24時間テレビ』マラソンが消える!?

 日本テレビが大揺れだ。来年も放送される『24時間テレビ』のチャリティーマラソンを中止すべきとの声が、局内の良識派から噴出している。その理由は明白だ。
 「『24時間テレビ』はチャリティー番組というコンセプトがあるから世間から何とか認知されてきたんです。ところが今回はその精神を忘れ、視聴率獲得が第一になってしまった。その反省から、こうした声が出てきたんです」(日テレ関係者)

 問題となっているのが、目玉であるチャリティーマラソンのランナー、ブルゾンちえみ(27)の当日(8月26日)発表だ。
 「MCの羽鳥慎一アナが『今年のマラソンランナーは本人含め、当日に発表する』とぶちまけ、さらにヒントとして『当日、武道館にいる人』『走る理由がある人をランナーにする』と告知した。しかも、番組が始まった18時30分に公表するのかと思いきや、20時45分まで引っ張ったんです。バラエティー番組なのかチャリティー番組なのか訳が分からなくなりました」(制作関係者)

 その作戦が功を奏したのか、今年は平均視聴率18.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という好成績をマークした。
 「この数字は、'05年の19.0%に続き、'07年、'08年とタイの歴代2位。瞬間最高は、チャリティーマラソンランナーのブルゾンのゴールで40.5%だった。番組的には大成功だった」(テレビ事情通)

 ところが、放送後に日テレはクレームの嵐に包まれたという。
 「視聴率ありきの番組構成に、“感動ポルノ”との批判が殺到したんです。視聴者が『24時間テレビ』のあり方に首を傾げ始めているのは募金額を見ても明らか。4年前は4億3605万4731円もあったのが、今年は計1億2902万958円。しかも、昨年よりも1億円以上少ないんです」(前出・日テレ関係者)

 さらに今回のランナー発表に関するトラブルはメディアにも広がっている。
 「日テレ宣伝部の狡猾で驕った態度に、日テレ担当を辞めたがる記者が続出しているんです。何でも今回のランナーの件では、多くのスポーツ紙や全国紙が大損害を被った。ランナーのために紙面を3段近くも空けてスペースを確保していたのに、宣伝の担当者は放送当日の発表であることを最後まで言わず、あとで『説明した』と言い訳して逃げ回っている」(同)

 今や日本テレビの顔となった『24時間テレビ』には2億円近い制作費が投入されている。しかし…。
 「今回、日テレは視聴者や記者の信頼を完全に裏切った。その金額をPR費に換算したら100億円以上の損失になる」(代理店関係者)

 終了も時間の問題か…。

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