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【オリックス】「中堅、若手の底上げが急務」福良監督シーズン総括会見・挨拶<全文>

オリックスの福良淳一監督が7日、京セラドーム大阪での今季本拠地最終戦の試合前に、シーズンを総括する記者会見を開いた。また試合終了後には本拠地最終戦セレモニーが行われ、ファンの声援と罵声が入り混じる異様な空気の中、監督挨拶で4位に終わった謝罪をするとともに来季の優勝を誓った。福良監督が会見と挨拶で語った全文を掲載する。

■シーズン総括会見 全文

ーー2017年シーズンを振り返っての感想は?

「連勝連敗が続いて非常に苦しいシーズンでした」

ーー開幕直後は良いスタートが切れたと思うが?

「4月までは良かったと思うんですけど、5月に入って投打のバランスがズレて行ったような気がします」

ーー4月にあれだけの成績を残せたプラスの要因は?

「打つ方がよく頑張ってくれてたと思いますけどね。はい」

ーー苦しんだ5月は投打のバランスがとのことだったが、打線がかなり降下したのでは?

「そうですね。そこがやっぱりいちばん大きかったです。ロメロの離脱ですかね」

ーー投手陣は?

「先発は金子に次ぐ先発が出てこなかったのかなというのはあるんですけど、中継ぎ陣は若い選手が本当に頑張ってくれたと思います」

ーートータルで見ても先発投手に勝ちがつかない試合が多かったが?

「山岡なんかよく頑張ってたんですけど、前半は勝ちがつかなくて苦しいのが続きましたが、途中からは彼本来の投球ができるようになったと思います」

ーー若手のピッチャーは収穫があった1年だった?

「そうですね。そこは大きいですね。近藤、黒木、まあ小林もそうですけど、本当に1年目、2年目の若い選手たちが頑張ってくれたと思います」

ーー中堅以上のピッチャーは?

「そこら辺がもう1人、2人出てきてくれたらまた違う展開になってたと思いますけど」

ーー終盤に逆転される試合も多かったが?

「そこは…8回、9回…まあ7回からですかね。信頼してるピッチャーを出しているので、そこでやられたら仕方ないかなというのはありましたね」

ーー打線の収穫は?

「ロメロ、途中加入したマレーロはよく頑張ってくれたと思うし、まあ両ベテランですよね。小谷野、中島はよく頑張ってくれたんですけど、中堅、若手がもう少し出てきてくれたらなというのはあります」

ーー若手投手の名前は挙がったが、若手野手で名前を挙げると?

「そこはちょっと出てこないですね」

ーーその辺はドラフトなどもあるが強化していくポイントになる?

「そこが大きな課題ですね。中堅、若手の育成、底上げというのがこれからの課題になると思います」

ーー若手野手はどんなタイプの選手に出てきて欲しい?

「今いる中では、安達、西野、大城なんかもそうですけどね」

ーー監督自身悔いの残るシーズンだった?

「これだけ借金してますからね。悔いは残ります」

ーー来年に頭は切り替わっている?

「そうですね。そういう意味で残りの試合を戦ってますので、そこは切り替わってます」

ーー秋季キャンプの強化ポイントは?

「中堅、若手の底上げが急務じゃないですかね」

ーー残り試合で選手に期待することは?

「若手はどんどんアピールして欲しいと思います。そうそうチャンスはないと思うので。今がアピールするときだと思います」

ーーこの半年間、鬼の福良でいるときと、仏の福良でいるときとどちらの顔が多かった?

「どうですかね(笑)。そこはわからないですね」

■本拠地最終戦セレモニーでの監督挨拶 全文

「1年間温かいご声援ありがとうございました。今シーズン、チームは4位という結果に終わり、ファンの皆さまの期待に応えることができませんでした。本当に申し訳ありませんでした。この結果を私も選手たちも本当に悔しいと思っています。この悔しさをチーム全員が強く持ち、来シーズンこそ優勝を目指し、ひとつでも上に上がれるように頑張ります。1年間本当にありがとうございました」

取材・文・写真 / どら増田(オリックス番ライター)

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