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万年BクラスのDeNA まさかのCS進出に現実味

 セ・リーグ5位の横浜DeNAベイスターズが、8月12日〜14日に敵地ナゴヤドームで行われた“眼下の敵”4位・中日ドラゴンズとの3連戦で2勝1敗と勝ち越し、中日とのゲーム差を1ゲームとして肉薄。3位・広島東洋カープとも3.5ゲーム差となり、初のCS(クライマックス・シリーズ)進出が現実味を帯びてきた。

 DeNAは05年(牛島和彦監督)の3位を最後に、Bクラスに低迷。しかも、06年以降の8シーズンで6度最下位に沈んでおり、この8年間、Aクラスにかすりもしなかった。

 しかし、今季は状況が変わってきた。打撃は良くても、投手陣の弱さがDeNAのネックだったのだが、ここまで、先発の井納翔一投手(28)、阪神から移籍の久保康友投手(34)がすでに10勝を挙げ、まさかのハーラーダービートップタイ。

 元メジャーのギジェルモ・モスコーソ投手(30)が7勝をマーク。夏場に来て、ベテランの三浦大輔投手(40)が4連勝で4勝目を挙げ、リリーフから転向した山口俊投手(27)も4勝しており、先発陣が整備されてきたのが大きい。

 中継ぎに不安はあるものの、クローザーの三上朋也投手(25)は47試合に登板し、0勝1敗16セーブ、防御率1.46と安定している。

 交流戦で13勝11敗と勝ち越したDeNAは、後半戦になってから、11勝6敗1分け。8月に限ると、7勝3敗と好調で、シーズンを通して、46勝50敗2分けで、借金は4まで減った。

 上昇機運に乗ったDeNAだけに、Aクラスは十分射程圏に入った。この調子で投手陣が踏ん張れば、9年ぶりのAクラス、そして初のCS進出も夢ではなくなった。戦力は整ってきただけに、あとは中畑清監督の手腕次第か?
※成績はすべて8月14日現在

(落合一郎)

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