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松本人志、川崎殺傷事件の犯人を「不良品」 “釈明が的外れ”“テレビで言っちゃいけない”と批判殺到

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ダウンタウン・松本人志

 2日放送のワイドショー番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)での松本人志のある発言が物議を醸している。

 この日、番組では5月28日に発生した川崎殺傷事件について取り上げた。その中で、立川志らくが「死にたいなら一人で死ぬべき」と発言したことについて触れられたが、松本はこれに関連し、「僕は人間が生まれてくる中で、どうしても不良品が何万個に一個これは絶対にしょうがないと思うんすね。それを何十万個、何百万個に一個くらいに減らすことはできるのかなって。みんなの努力で」と発言。「僕はまあ、こういう人たちは絶対数いますから。もう、その人たち同士でやりあってほしいですけどね」とコメントしていた。

 しかし、これについてネットからは批判の声が殺到。「人間に対して不良品って考え方はどうかしてる。どんなに凶悪犯でも人権が認められなければ法治国家じゃない」「感情ではそう思っちゃうのかもしれないけど、テレビで言っていいことと悪いことがあるでしょ」「不良品って考え方は(相模原事件の)植松聖(被告)と一緒だよ…」という指摘が集まってしまった。

 その後、松本は同日にツイッターを更新し、「凶悪犯罪者は人として不良品」とあらためて自身の考えを表明しつつ、「ひきこもりが不良品?誰の意見?」と、あたかも松本が引きこもりをしている人を「不良品」と断定したという誤解を釈明していた。

 このツイートに対し、「不良品って言葉だけが一人歩きしてますね…」「凶悪犯だけが不良品ってことはファンは分かってます!」「発言を理解せずいちゃもん付けてる人が多いですね」という松本への擁護の声は集まっているものの、「そうじゃなくて人そのものを不良品って言うこと自体がひどいんだってば」「釈明が的外れすぎる」「ただの優生思想ってことを分かってないのが逆に恐ろしい」といまだ否定的な声は多く見受けられた。

 放送から一夜明けた今も、松本の発言に対してはさまざまな声が集まっていた。

記事内の引用について
松本人志公式ツイッターより https://twitter.com/matsu_bouzu

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