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AKB48前田敦子が高熱を押してMステで熱唱

 AKB48の前田敦子が、4月1日のテレビ朝日系『ミュージックステーション』で、38度の高熱を押して熱唱していたことが明らかになった。この日の『ミュージックステーション』は、元気になれる名曲をテーマに放送したが、前田の歌手魂に元気をもらったとの声も出ている。

 今回はAKB48にとって盛り上がった放送であった。元気の出る名曲ランキングに「ポニーテールとシュシュ」「会いたかった」など複数曲がランキングし、ステージでも「誰かのために」と「ヘビーローテーション」の2曲を披露した。また、トークでもメンバーとEXILEや嵐との過去の接点が明らかにされた。

 ところが、不動のセンターと称される前田の扱いは通常とは異なっていた。トークシーンには全く登場せず、最初に披露した曲「誰かのために」でも後列の目立たない場所で登場した。このためにインターネットの実況掲示板では「遂にセンター陥落か」「衣装が隠されてギリギリまで探していたために出演が遅れたのではないか」と心配する声が出た。

 その後、曲の後半では前田にセンター的な見せ場があり、2曲目の「ヘビーローテーション」では通常のポジションで披露した。そのために今度は「意表を突いて目立たせる演出ではないか」「大物ぶって後から登場した」と批判された。一方で歌っている前田は精彩が欠けていたために、体調を心配する声も出た。

 このように疑問のあった前田の出演であったが、放送後に更新された前田のブログ記事によって氷解した。そこでは前田のマネージャーが「スタッフより」と題する記事で、前田の病状を説明している。前田は38度の熱があり、点滴をするほどであった。マネージャーは休ませることを考えたが、番組のテーマに貢献したいという前田の気持ちから歌唱のみの出演になったという。
(林田力)

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