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香取慎吾がオカルトすぎる自分の一部を収集していた

 『週刊文春』が放った“文春砲”で、20年連れ添った一般女性との間に隠し子がいたという報道があった香取慎吾。結果的には、自身がメインMCを務める番組『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)で、「友だちの子ども」と否定。「迷惑してる」とまで言い放ったため、事態は収束。ネットを中心とした後追い記事や、ツイッターに書きこまれた好意的な意見は、騒動発覚から数日でピタリとやんだ。

 今回、“隠し子”のターゲットが香取だったあたりに真実味があった。香取といえば、プライベートが謎。芸能人に連絡先を教えてないことで有名だ。スマホには芸人のキャイ〜ン、俳優の山本耕史、元SMAPの草なぎ剛、女優の観月ありさだけが、登録されている芸能人。番号を聞かれても教えないことで、芸能界を生き残ってきた。アウトドアでツルむ友人がいるという噂も、ほとんどない。なぜなら香取は、芸術家気質だからだ。

 SMAPのころは、2年に1度のライブで演出を担当。大の服好きが高じて、衣装をデザインしたこともある。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にレギュラー出演していたころは、常人では理解しえない衣装でたびたび登場。2014年には、『服バカ至福本』というファッションに特化した書籍を出版している。

 掲載のための私服を自宅からスタジオに、2トントラック2台で運搬したほど膨大な量。それでもすべてではなかったというから、まさに“服バカ”だ。総額2億円の私物を提供したため、撮影には警備員を配置している。

 服と並んでやめられないのは、趣味の絵描き。休日は黙々と絵を描いて過ごす。多いときには、1日で2〜3枚も描きあげることがあり、親友の草なぎの主演連ドラ『独身貴族』(フジ系/13年)で、小道具として飾られたこともある。

 芸術的センスがキラリと光るのは、作品を仕上げる際、筆以外のものも使用する点だ。そのアイテムは、段ボール、自身のレントゲン写真、雑誌、新聞、布。これらを組み合わせることも多々。かなりオカルトだが、自分の髪の毛まで収集している。長さ、色、パーマなどで、常に“遊んでいる”香取のヘア。散髪して、切り落とされたここ数年の髪をビニール袋に詰めて、保管しているのだ。

 髪を保有するとは、なんともホラー。しかし、本人いわく、「いろんな色の髪の毛を砂絵のように使ったらおもしろいかなぁ」と、あくまでも作品作りに加えたいワンアイテム。SMAP解散時には、「闇が深い」と報じられることが多かっただけに、髪を集める行為には背筋が凍るが、アーティスト・香取には珍しいことではないのかもしれない。

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