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女子中高生がミニスカ・へそ出しで接客のガールズ居酒屋を摘発!

 露出が多い服装で女性従業員が接客するガールズ居酒屋で、女子中高生ら6人を深夜まで働かせたとして、経営者らが逮捕された。神奈川県警少年課は4月11日、労働基準法違反と風営法違反(年少者雇用)の疑いで、同県横浜市中区の飲食店「夢小町 伊勢佐木町」の経営者・谷哲容疑者(37=東京都豊島区)ら男3人を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年12月〜今年2月の間、当時中学3年だった横須賀市在住の少女(15)と女子高生2人、18歳未満の無職の少女ら計6人を午後10時以降に働かせた疑い。

 県警によると、同店は10年7月にオープン。メニューや料金は一般的な居酒屋と大差ないが、女性従業員はヒザ上約30センチのミニスカート、へそ出しルックに胸を強調した上着を着用し接客。注文を取ったり、飲食物を運んだりしていた。居酒屋は風俗店ではないため、18歳未満でも働くことは可能だが、午後10時以降に働かせるのは違法となる。

 従業員は主に口コミで集めていたといい、時給は1100円と高額。10数人の女性従業員のうち、半数ほどが18歳未満の少女だった。谷容疑者は「18歳以上だと給料の高いキャバクラで働いてしまうので、18歳未満を雇った。午後10時以降も店が忙しかったので働かせた」などと供述している。

 捜査関係者によると、同店では「乾杯サービス」と呼ばれる特別メニューがあったもよう。通常ビール1杯(大ジョッキ)920円のところ、特別メニューだと3000円。客が気に入った女性従業員に乾杯の音頭を取らせるサービスで、3000円のうち、1000円は女性従業員に歩合給として支払われていたという。また、Tバック、ビキニ、バドガール、女子高生制服などを従業員に着用させたイベントも開催。その際、5000円で女性従業員と一緒に写真撮影出来るサービスがあったようだ。

 ガールズバー同様、ガールズ居酒屋も存在自体に、今のところ違法性はない。しかし、18歳未満の少女が酒を提供する店で働くことには問題点も多く、非行の温床にもなりかねない。こういった店舗で年少者が労働することに関して、法や条例を改正する必要性に迫られているように思えてならない。一般論として、18歳未満でも午後10時までなら、ガールズバーやガールズ居酒屋で働いていいという現行法には釈然としない面もある。
(蔵元英二)

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