ハッシーの地方競馬セレクション(3/15)「第62回ダイオライト記念(JpnII)」(船橋)

　久々で力んだか…。先週大井競馬場でおこなわれた「第8回フジノウェーブ記念(SIII)」。本命に推した優等生でマッチョなところが鈴木亮平のようなソルテは、好スタートを切ると行きっぷりが良くスッとハナに立ったが、内からゴーディーが来たため併走して3コーナーへ。3コーナーでは手応え良く進んでいたが、4コーナーから少しずつ仕掛け始め直線に入ると、3コーナーでの手応えがウソのように伸びあぐね10着。直線ではこの馬らしさがまったく見られず、あっけなく敗れました。スタートから道中の走りを見ると、休み明けの分力んで走っているようで、これでガス抜きができれば次は本来の伸びを見せてくれるでしょう。

　さて、今週は「第62回ダイオライト記念(JpnII)」が船橋競馬場でおこなわれます。交流重賞としては名古屋グランプリ(JpnII)に次ぐ長さの長距離戦。長距離戦と言えば騎手の駆け引きも見どころの一つです。

　本命は、息の長い活躍が有吉弘行のようなクリソライトです。明けて7歳になりますが、その力はまだまだ健在。昨年掲示板を外したのは帝王賞(JpnI)とJBCクラシック(JpnI)の2戦のみ。ともに勝ち馬から4秒以上離されての大敗ですが、それでもダイオライト記念と韓国GⅠ・コリアCを制しています。ダイオライト記念は2連覇中で今年3連覇がかかりますが、3連覇の可能性は非常に高いと見ます。船橋競馬場はこれまで5戦3勝2着1回と非常に得意としており、唯一複勝圏内を外したレースも4着。それもJpnIのかしわ記念だから悲観すること一切なし。鞍上は4戦2勝2着1回4着1回と相性の良い武豊騎手。長距離戦にはめっぽう強く、心強い騎手がパートナーになりました。本馬とのコンビで当レース2連覇中。人馬ともに3連覇濃厚でしょう。

　相手筆頭は、3連勝でOPまで上り詰めた勢いのあるマイネルトゥランです。地方は初となりますが、500kgを越える馬体でパワーは十分。地方の深いダートも問題ないでしょう。今の充実度ならいきなりの重賞でも十分やれると見ます。

　▲は地方競馬長距離界の古豪・ユーロビート。

　以下、クラージュドール、マイネルバイカまで。

◎(3)クリソライト
○(14)マイネルトゥラン
▲(12)ユーロビート
△(7)クラージュドール
△(8)マイネルバイカ

買い目
【馬単】3点
(3)→(7)(12)(14)
【3連複1頭軸流し】6点
(3)-(7)(8)(12)(14)
【3連単フォーメーション】9点
(3)→(7)(12)(14)→(7)(8)(12)(14)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

＜プロフィール＞
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。