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TBS金曜ドラマに登場する「ヤンキー君とメガネちゃん」のキャスティングに物申す!

 週刊少年マガジンで連載中の学園ギャグマンガ「ヤンキー君とメガネちゃん」(作者:吉河美希)が4月から、TBS系金曜ドラマ22時枠に登場。現在放送中の「ヤマトナデシコ七変化」(主演:亀梨和也)もそうだが、“TBS金ドラ”の歴史が泣くような「幼稚な題材」は、明らかに小中学生の人気を狙っている。“なりふりかまわず”がここまで来るとTBSの落ちっぷりも笑い事では無い。注目のキャスティングであるが、「ヤンメガ」愛読者である記者が厳しい目で物申す!

 まるで女子高生の落書きみたいな軽いタッチと、ゆるい話ががウリの「ヤンキー君とメガネちゃん」。話はこんな感じ。
 けんか早くてゲーム好きの男子高校生・品川大地(成宮寛貴)が一目ぼれした少女は、元不良の学級委員・足立花(仲里依紗)。少女と三つ編みメガネの足立が同一人物だとは知らずに品川は、足立の意のままに学園の生徒会を仕切っていく…。

 コミカルなヒロイン、足立花が仲里依紗というのはいいが、豪快な主人公・品川大地が成宮寛貴っていうのは何か足りない。山ピーの「あしたジョー」もそうだが、ジョーも品川も、“ナイーブなバンカラ系”という、現代にあまりいないタイプの男の子だから、多少の違和感は仕方が無い。しかし、いくら映画「ドロップ」がヒットしたからって、27才の成宮が高校生役って、いくらなんでもサバヨミすぎだろう。現在放送中の同じ週刊少年マガジン→TBSドラマ化作品「ブラッディ・マンデイ」のテロリストJ(神崎潤)役は文句ナシにはまっていたが、いっそのこと「ヤンメガ」も、主要人物を三浦春馬や佐藤健などの若い世代に照準を合わせた方が良かったのではないかと思う。しかし、そのあたりがTBS金ドラの意地で、“ヤングドラマでも一応ベテラン使わないと”という意識があるのかもしれない。

 今のところ決まっている、キャスティングは以下のとおり。品川大地:成宮寛貴、足立花:仲里依紗、和泉岳:本郷奏多、千葉聖矢:小柳友、姫路凛風:川口春奈、練馬青風:鈴木亮平、品川宙太:古田新太、品川聖:堀ちえみ、品川海里:大和田美帆 、足立辰夫:伊東四朗。

 品川の友達練馬に鈴木亮平はまあいいとして、品川と張り合うケンカ男・和泉にヒヨワな本郷クン、体はデカイのに弱い千葉役を小柳友って、この辺のキャストが心配(ここは逆だろ!)。足立花はマンガではおばあさんと暮らしている事になっているが、伊東四朗のクレジットがあるところをみると、おじいさんという設定なのかも。マンガにはあんまり出てこない品川のお母さんに堀ちえみ、お父さんはリリーフランキーじゃなくて古田新太。(「色即ぜねれいしょん」じゃないから)そして、ほぼ毎週登場する担任のセンセイ役を、谷村新司がやってくれるかどうかが、このドラマの最大の焦点なのかもしれない。(コアラみどり)

写真:「ヤンメガ」は週刊少年マガジンで絶好調連載中!10号より

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