「生野アナと加藤アナは局の二枚看板。ただし、最近の生野アナの勢力拡大は、加藤アナを圧倒。いまや1にショーパン。大きく離れて2にカトパンです。生野アナを『女帝』と呼ぶ人間もいますよ」(フジテレビ関係者)
人気面ならば加藤アナは、男性誌を中心に強い。それが局内でも支持につながっていたはず。
「加藤派は人気の松村未央アナ、山崎夕貴アナ、三田友梨佳アナなどが集まる“スター軍団”。局の中核であるにしろ、どんどん敷居が高くなってきている。地味な若手アナには居心地悪そうに見え、みんな生野派に流れたクチ」(前出・同)
2人は現在『めざましテレビ』で共演。加藤アナは4月スタートの低視聴率で打ち切り濃厚な『バイキング』にも掛け持ち出演中だ。
「MCは日替わり。出演者もお笑いや女優、音楽系などまるで一貫性がない。だからバイキングよろしく“ごった煮”と嘲笑され、スタート当初から失敗が指摘された。そんな番組に加藤アナを強硬に推したのが、ほかならぬ生野アナ」(テレビ雑誌編集者)
2人の亀裂が決定的になったのは昨年2月。社内賞である「特別賞」を加藤アナが受賞したことから。
「生野アナは1年先輩だし、実力でいったら五分五分。それを加藤アナにだけ賞を出したことに『なんでもアヤコね』と怒り心頭。以来、生野派の拡大に走り、ついに局内最大勢力となった」(番組スタッフ)
生野アナ“ご推薦”の『バイキング』は見事、その狙いがあたり視聴率低迷。4月25日には2.1%という衝撃的な低さを記録した。
「ヘタすれば3カ月で打ち切り、あるいはリニューアルは確実。生野アナは新番組、リニューアル番組にも『次も加藤さんね』と編成幹部に強力プッシュしている。よほど加藤アナを潰したいのでしょう」(前出・同)
ショーパンも三十路突入。