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高尾山でUFO目撃情報急増の謎

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画像はイメージです。

 昨年来から多数寄せられているUFO目撃情報。その中でも特に多く未確認飛行物体が目撃されているのが高尾山を含む東京多摩地区だ。もともとこのあたりは数多くの超常現象が確認されているミステリースポットではあるが、研究者の間では、UFO目撃情報とトンネル建設工事との関連性も指摘されているようだ。

 東京多摩地区で頻繁に目撃される未確認飛行物体。未確認飛行物体がどのような目的で東京多摩地区に飛来するのか?目撃情報を分析するとそれら未確認飛行物体は高尾山に何かしらの目的があるような動きをしているようだ。
 われわれは高尾山の歴史に詳しい郷土研究家のK氏に話を聞いた。
 「実は高尾山を中心とした山林は中世から戦前の長きにかけて時の権力者に庇護されてきました。まったく手付かずの土地だったのです。そういった意味からも土地を伝来とした逸話が多く残され、ミステリースポットとして多くの超常現象が語り継がれているようです」
 確かにこの地域は夏になると若者が車で押し寄せ肝試しを楽しむ恐怖スポットとして有名な場所が多数存在する。果たしてそれは手付かずの土地が醸し出す幻想に過ぎないのだろうか。われわれは最近になり特に多く寄せられているUFO目撃情報をK氏に話してみた。すると、K氏は驚きを隠さずわれわれに衝撃の事実を語る。
 「高尾山は開山こそ744年の奈良時代ですが、この地に特別な霊験が宿ると庇護が厚くなったのは中世以降です。特にこの地を崇拝した権力者の名を上げるとするならば武田信玄、上杉謙信、北条氏、徳川家康ならびに徳川将軍家、そして、明治政府。また、高尾山薬王院は真言宗智山派という宗派に属するのですが、この宗派の始祖が興教大師という真言宗中興の祖と言われる人。弘法大師が唱えた真言宗の哲学で『宇宙』というのは非常に重要なキーワードですが、現代人が考える『宇宙』に思想的に近い『宇宙』を教義に取り入れたのが、この興教大師。この人自身が宇宙人と接触があったという仮説を唱える研究者もいるほどです。この土地が庇護されてきた要因を考えるとき、宇宙からの使者を結びつけるのは決しておかしくはないのです」
 徳川家康が宇宙人と接触を持っていたという説は有名だが、その徳川家康が特に重要に庇護した土地となればこの地が宇宙となんらかの縁がある土地だという推測は容易だ。しかし、なぜ平成のこの時期にUFO目撃情報が激増したのだろう?
 「一つ考えられることは首都圏中央連絡自動車道の建設に伴い八王子城跡トンネルが開通しこの地に大きな空洞が出来たことです。このトンネルは自然を破壊するだけでなく、結界を壊すものだとして多くの反対がありましたが、結局はすべての反対を押し切り開通してしまいました」
 K氏は明言は避けたもののトンネル建設がある聖域に触れてしまったことをほのめかした。高尾山を中心に目撃されるUFOは、中世以降守られてきた宇宙人と人間との密約が破られた結果なのだろうか…。
(写真=昨年6月に撮影された高尾山上空を飛ぶUFO)

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