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クドカン、『いだてん』不評に「負けたくなかった」発言に批判?「最低視聴率の言い訳」の声も

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阿部サダヲ

 NHK大河ドラマ『いだてん:東京オリムピック噺』が12月15日に最終回を迎え、事前の予想通り、全放送回の平均視聴率が8.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区平均)で、史上最低となった。

 これを受け、16日放送のラジオ番組『ACTION』(TBSラジオ)に出演したクドカンこと宮藤官九郎が「負けたくなかった」と発言し、批判が集まっている。単なる勝ち負けではない物語を紡ぎたかったとも背景を語っている。ネット上では「これは後出しじゃんけんでしょ。言い訳がましい」「あれだけ豪華キャスト用意しといて、視聴率取れなかったのって脚本が悪いのでは」「クドカンが強情張ったのが敗因では」といった声が聞かれる。

 『いだてん』は、開始当初より不安要素が多く指摘されていた。もともと、大河のテーマとしては弱い近現代が舞台であることに加え、ビートたけし演ずる古今亭志ん生のナレーションの滑舌が悪く、何を言っているのかわからないといった声が指摘された。さらに、東京オリンピックとは直接関係のない古今亭志ん生をたけしありきで無理やりキャスティングした感も否めなかった。そして、もっとも視聴者を困惑させたのは、いわゆるクドカンテイストとも言われる脚本構成だろう。物語が時系列で進まず行ったり来たりしながら、伏線を回収して行くストーリーは、中高年の視聴者を戸惑わせてしまったのは確実だろう。クドカンの「負けたくなかった」発言は、こうした批判に耳を貸さなかったとも取れる。

 さらに、ネット上では「『いだてん』の後半は阿部サダヲ中心のストーリーになっていったけど、これってテコ入れしたのかね」といった声も聞かれた。

 もともと、『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』(ともにTBS系)などクドカン作品は再放送から火がついていった経緯もある。ただ、『いだてん』に関しては1年間にわたる長期放送作品のため、そうした再ブレーク、再評価を受ける可能性も低そうだ。ネットには「大河は国民的番組なんだから『わかってくれる人はいる』という見立ては甘い」「何を言っても結果がすべて」といった厳しい声もある。クドカンの言い訳が悪い意味で目立ってしまったとも言えるだろう。

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