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KinKi・堂本剛が深刻な病状を告白 「使い物にならない。プロとしての仕事はできない」

 6月下旬に左耳に突発性難聴を発症し、音楽番組への出演などをキャンセルしている人気デュオ「KinKi Kids」の堂本剛が、15日に放送されたパーソナリティーを務めるbayfm「堂本剛とFashion&Music Book」で、自身の病状について初めて告白した。

 KinKiは同番組が放送された15日、横浜スタジアムでデビュー20周年記念イベント「KinKi Kids Party!〜ありがとう20年〜」を開催。各スポーツ紙によると、剛は突発性難聴が完治しないため、全編通じて生放送で映像出演となった。冒頭、会場内の巨大モニターを通じて、剛が登場。今回の経緯を紙芝居を使って説明し、ファンの笑いを誘ったという。

 その後、剛の呼び込みで堂本光一がステージに登場。「ギリギリまでどうするのがいいか悩みました。でも万全じゃない剛くんを横にできないと思った。ドクターストップだけじゃなく、“光ちゃんストップ”もかけた」と剛が出演しないことになった経緯を明かした。

 「もともと、不仲説も流れていた2人だが、今回の件で絆が深まったのでは。剛の復帰後は、多くのファンがいるイベントで剛の回復を報告することになるのでは」(音楽業界関係者)

 同番組が放送されたのは、KinKiの20周年イベント終了後。事前に収録されたと思われるが、剛は「音が小さければ曲を作っていくとかそういうことはできるかもしれないけど、ライブをやるとか爆音を聞くとかそういうことに耐えられるかとなると、残念ながら今の僕は耐えられない」と症状を具体的に説明。

 光一1人がステージに立つという苦渋の選択については、「使い物にならない。プロとしての仕事はできない」とバッサリ。その一方で、「今の経験を歌に、歌詞にしていくとかしてみたいなと」と前向きな言葉。ファンもひと安心だったに違いない。

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