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福良監督 CS進出消滅も「チャンスあるんだから」とT-岡田に本塁打王獲得を促す!

▽24日 オリックス 5-8 埼玉西武(メットライフD)
オリックス14勝11敗 観衆 26,261人

オリックスと西武の今季最終戦。
 オリックス先発の松葉は7月1日以来勝ち星がなく6連敗中。今季挙げた3勝のうち2勝をメットライフドームでの西武戦で記録しており、相性がいいカードで4勝目を挙げたいところだったが、初回と2回はテンポ良く3人ずつで抑えたものの、3回、先頭の中村に四球を与えたことから崩れ始め、秋山の併殺崩れの間に1点、続く源田にタイムリーツーベースを打たれこの回に2点を失う。4回も先頭の山川に第20号ソロを打たれると、森にツーベースを許したところで、福良監督は松葉を諦め、金田に交代した。しかしこの金田がまさかの大乱調。中村、外崎、呉に3者連続タイムリーを打たれてしまい1アウトも取れないまま降板した。

 打線は5月18日以来の登板となる西武先発の高橋光成を攻め切れず、6回を4安打、5三振、2失点(自責は1)の内容で打ち取られてしまう。

 最終回に打線が粘りを見せて3点差にまで迫ったが、所沢での今季最終戦で勝利を収めることが出来なかった。負けは松葉で(3勝)12敗。チームの借金は再び10になり、目標としていたCS進出と今季の勝ち越しが完全消滅した。
オリックスは今回の西武2連戦まで、13試合連続でビジター試合が続いたが、このロードを6勝7敗と勝ち越せず。26日から本拠地京セラドームに戻り、5位日本ハムを迎え討つ。

■福良淳一監督 一問一答

ーー松葉が粘れなかったが?

「悪いときの松葉ですね。フォアボール絡んで」

ーー2回までは三者凡退だったが、その中にも予兆はあった?それとも3回に急に崩れた?

「急にというか、やられてからですよね。3回も先頭のフォアボールですか…」

ーー金田もらしくなかったが?

「うーん。ボールは良かったと思うんですけどね。あそこは配球のとこやないですかね」

ーー9回は粘りが見られたが?

「そうですね。いい粘り、いい攻撃でしたけどね」

ーー途中に点を取られ過ぎた?

「そこはありますね」

ーーT(-岡田)の状態が心配だが?

「でもね。ここまで来たら。まだTにもチャンスがあるわけですからね。あとは自分でというのはありますね。まだ4、5本差でしょ?チャンスはあるわけですからね」

ーーきょう2番に置いたのは?

「いろいろ考えて。ナカジがきょう入るということで、そこで上になるんですよねTは。ナカジが入ったときはですね」

ーーこれでシーズンの勝ち越しとCSの進出がなくなったが?

「仕方ないですね。これだけ負けてたら。繋がるようにするしかないですね」

ーー残り試合を?

「うん」

■選手談話

松葉貴大投手
※先発3回1/3、4安打、4失点の内容
「早いイニングで降板してしまい、先発としての役割を果たすことができず、申し訳ないです」

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