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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/9東京・11/9京都)

 先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・オメガハートロックは、まずまずのスタートを切ると5、6番手の位置取り。道中は行きっぷりが良すぎて、鞍上が少し強めに抑えながらの追走。直線に入ると何度か進路を変えるロスがあったが、前が開くとサッと抜け出して1着。ゴール直前では手綱を緩める余裕があった。着差以上の快勝で、クラスが上がっても即通用するだろう。京都デビューの注目馬・ロザリンドは、まずまずのスタートを切ると、馬の行く気に任せての位置取りで、道中は16番手からの競馬。折り合いもすんなり付き、3コーナーから押し上げて行く。手応え良く直線に入るが、思いのほか伸びず11着。それでも道中の走りは悪くなく、初戦で力を出し切れなかったも のだろう。次走は見直せる。

 今週の東京デビューの注目馬は、11月9日(土)第6R芝2000m戦に出走予定のデルフィーノ。馬名の由来は「イルカ」。牝、青鹿毛、2011年4月5日生。美浦・牧光二厩舎。父ハーツクライ、母レディアーティスト、母父フレンチデピュティ。生産はケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額1575万円。半兄にはダート1800m戦で2勝を挙げ、伏竜Sではコパノリッキーの2着に入ったロードクルセイダー(父フジキセキ)がおり、叔父にラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)やAJCC(GII)を勝ち、本年の宝塚記念(GI)で2着に入ったダノンバラ−ド(父ディープインパクト)がいる。本馬は頸が長く、 すらっとした伸びのある馬体をしていることから距離は長めが合いそうだが、やや頸の位置が高いため2000mあたりがベストではないだろうか。兄はダートで活躍したが、本馬は母よりも父に似ており芝向き。トモの造りからキレよりも長く良い脚を使うタイプだろう。なお、鞍上には後藤浩輝騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、11月9日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のロードヴォルケーノ。馬名の由来は「冠名+火山」。牡、鹿毛、2011年3月22日生。栗東・笹田和秀厩舎。父キングカメハメハ、母ジャズキャット、母父Storm Cat。生産はケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額2730万円。半兄には芝のマイル戦で5勝を挙げたロードマジェスティ(父ブライアンズタイム)がおり、近親には1994年のプリークネスSとベルモントSを勝ち、米2冠馬となったタバスコキャットがいる。本馬はキングカメハメハ産駆としては脚長で、如何にもマイラーといった胴の詰まった馬体をしている。トモには良質な筋肉を持っており、バネがある。胸前には深さがあり、前駆の造りも力強い。繋ぎは程良い長さと角度をしており、全体的にバランスの良い。賢そうな顔つきをしており、自在に立ち回れそう。父、母父と血統は同クラブの代表馬・ロードカナロアと似 ており、否応なしに期待したくなる1頭だ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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