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キムタクがドラマを選ぶポイント

 「SMAP」の木村拓哉が4月スタートのフジテレビの月9ドラマに内定したという。

 「今度のキムタクドラマは、ミュージカルで何度も上演されている名作『レ・ミゼラブル』を題材に、現代風にアレンジしたラブストーリーだといいますが、キャスティングがまだ決定していないため、決まり次第、急ピッチで撮影しなければ間に合わない。一昨年の月9ドラマ『CHANGE』、昨年のTBS『MR.BRAIN』のように5月スタートになる可能性が濃厚」(フジテレビ関係者)
 各局とも、他のドラマとの放送開始時期をずらしてもほしいキムタクドラマだけに、相変わらずの高視聴率を記録している。

 「01年の月9ドラマ『HERO』は平均視聴率30%越えのメガヒットドラマとなり、映画は興行収入81億で07年の邦画興収1位。それ以降、他のドラマの平均視聴率をみるとTBS『GOOD LUCK!!』は30%越えで、他も20%越え。数字を持っているだけに、どの局ものどから手が出るほどほしいが、今のところフジかTBSにしか出ない」(ドラマ制作関係者)
 フジ、TBSは日テレ、テレ朝に比べ伝統的にドラマが強く、視聴率もそれなりに望めるだけに、ドラマ界におけるキムタクのブランドイメージアップに貢献しているが、実は、ドラマの放送時期選びに人一倍気をつかっているというのだ。
 「『HERO』以降、1月か4月スタートのドラマ、つまり冬か春のドラマにしか出ていない。7月スタートの夏ドラマ、10月スタートの秋ドラマに比べ、ドラマの平均視聴率が高いという統計をしっかりリサーチしている。さらに、他のドラマと時期をずらした5月スタート、7月ラストという“すき間産業”で少しでも数字の積み重ねを狙っている」(同)

 こうして、キムタクドラマの高視聴率記録は更新されているが、キムタクのせいで共演者や同枠ドラマの出演者のスケジュールに多少なりとも支障が出ていることは確実なのだが…。

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