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こんなにあった、お笑い芸人のNHK紅白出場

 今年大晦日の『第67回NHK紅白歌合戦』に、オリエンタルラジオ率いる音楽ユニット・RADIO FISHが、白組の歌手として出場しそうだ。中田敦彦を称賛する新感覚ソングは昨年末、配信でリリース。ネタ番組で披露すると人気に火がつき、ダウンロード、ミュージックビデオの視聴回数で、ともに高い数字を叩きだした。

 芸人がアーティストとして“紅白”にエントリーされるのは、珍しいことではない。おそらく、その夢舞台をもっとも多く踏んだのは、とんねるずだろう。コンビとしてはもちろん、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)から誕生した音楽ユニット・野猿でも出場。番組の裏方スタッフを集めた同グループには上質な音楽が多く、アルバムも好セールスだった。木梨憲武は、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)で山本譲二と結成した演歌デュオ“憲三郎&ジョージ山本”でも、96年に出場を決めている。

 現役芸人で、デビュー曲が史上最高のセールスとなったのは、ダウンタウン・浜田雅功。自身がMCを務める音楽番組『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(フジ系)の収録中に、小室哲哉に頼んで生まれた『WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント』だ。同じく小室が手掛けた、篠原涼子 with t.komuroの『恋しさと せつなさと 心強さと』の大ヒットの影響を受けて、ユニット名「H Jungle with t」は、浜田の「H」で、スケベの意味である「H」に、そのころ小室が好きだった「ジャングル」をかけたもの。発売された95年は、空前の小室ブームだったこともあり、デビューシングルはいきなり、ダブルミリオン(200万枚)超えを達成。オリコン年間チャートでも2位に輝き、当然の“紅白”ゲットになった。

 最近はテレビ露出が減ったが、ガレッジセール・ゴリも紅白歌手だ。『ワンナイR&R』(フジ系)から誕生した女装キャラ・ゴリエ。今でいうりゅうちぇるのようなポップなカラーのファッションで、チアダンスで歌うデビュー曲『Mickey』は大ヒット。女性として女性ファッション誌のモデルに起用され、05年紅白には、“紅組”歌手として出場した。

 現在は俳優としての比重が重くなっている藤井隆は、ソロデビューシングル『ナンダカンダ』で“紅白”出場を決めた。浅倉大介プロデュースによる同作は、発売された00年にエントリーされ、『日本有線放送大賞』で新人賞も受賞している。

 芸人が紅白歌手に−−。今年の大晦日、NHKホールで笑いの雨を降らせてくれるか。

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