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孫正義氏 次なる封じ手は「Jリーグ」進出! 狙うは『東京FC』『東京ヴェルディ』

 日本シリーズを制したソフトバンクの孫正義社長、次なる封じ手は「Jリーグ」進出!? 一方の球団首脳側は、米大陸に乗り込んでMLB王者との「リアル・ワールドシリーズ」実現を期待していただけに思案投げ首だという。

 同じ「世界一」でも、野球ではなくサッカーを選択したのは、ビジネスの主戦場を米国から中国、中近東にスイッチしたからである。ソフトバンクの子会社で米携帯電話4位のスプリントと同3位TモバイルUSとの経営統合計画が、トランプ大統領の支援があっても難しいと判断。機を見るに敏な孫氏は合併を打ち切り、サウジアラビア・ムハンマド皇太子と共同で、紅海沿岸の「NEOM」と名付けられた新都市開発に参加するなど、急速にアジアに軸足を移している。
 「ソフトバンクは、インターネットやAI(人工知能)などの先端技術を活用した新たな電力事業の推進に力を入れ始めました。アジアでは野球よりサッカーの人気が高い。Jリーグに進出するのはそのためです」(経済アナリスト)

 視線の先にあるのが、2021年から参加枠を24に増やし、4年に1度の開催となるサッカーのクラブワールドカップだ。来年、ロシアで開かれる国対抗のW杯と違い、6大陸のクラブ王者が世界一を決める大会。出場するにはJリーグを制し、アジアクラブ選手権で優勝する必要がある。
 かといって、これからJリーグに新規参入しては間に合わない。そこで、密かに検討されているのが、既存のJクラブの買収だ。これは孫氏の十八番と言える。
 「狙いを定めるのが、東京が本拠地の東京FCと東京ヴェルディ1969。建設中の新国立競技場が東京五輪後の入居者を必要としており、一石二鳥のメリットが見込める」(経済誌記者)

 日本人選手だけで世界の頂点を極めるのは絶望的だが、クラブレベルなら巨費を投じて世界のトップ選手を集めることは可能。孫子の兵法はそうはじき出した。
 「ソフトバンクグループが11月6日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高は前年同期比3.3%増の4兆4111億円。営業利益は35.1%増の8748億円。これだけの軍資金があれば、プロ野球に続いてJリーグ制覇は時間の問題です」(前出・経済アナリスト)

 “Big孫”あの笑顔の内側にあるのはとてつもない野望だ!

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