演歌歌手の名は、吉野悦世(35)。関西を拠点に歌手・女優として活躍し、昨年惜しまれつつ閉館した『新世界歌謡劇場』では、温かみのある歌声とロリータフェースでトップクラスの人気があった。そんな彼女に「小保方さんに似ている!」の声が上がり出したのは、4月に大阪新歌舞伎座に出演した頃からだ。
「着物で歌うことが多いせいもあり、全く意識してませんでした。似てると言われても、すぐにはわからなかったんですよ」(吉野さん)
しかし、舞台のために髪型を変えたとたん、楽屋などで“そっくり”の声がかかるようになったという。
当初本人は戸惑い気味だったというが、今はまんざらでもない様子。先日出演した道頓堀角座では、客席からの「小保方さん!」コールに「演歌界の小保方です」とニッコリ。ファンが御祝儀を差し出すと「ありがとうございます。“研究費”に使わせていただきます」。さらには、かっぽう着姿で歌うというシャレの効いた演出で、満員の観客を盛り上げていた。
このような展開に、吉野さんのマネジャーもノリノリ。
「彼女と小保方さん、頭の中身は天と地やけど、パッと見にはソックリでしょ? これで吉野がモノマネ芸人だったらもっと面白かったんでしょうけどね。でも、これをきっかけに新しい展開があればと思っています。再現ドラマなんかのオファーがあったら喜んで受けますよ(笑)」
当の吉野さんもこう語る。
「そっくりと言われるのも何かのご縁。ご本人は今後も大変でしょうが、日本の科学発展のために頑張ってほしい。私も小保方さんのイメージを損なわないように、芸能界で頑張ります」
本家と同様、こちらの“小保方さん”も応援したくなってくる!?