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コンビニ一番くじに当たりがなかった!?

 ネット掲示板で、コンビニの“一番くじ”を残り全部買ったが全部ハズレで、展示の景品が当たらなかった、と憤慨している人がいた。
 真偽のほどは不明だが、景品であおって残りくじを売ろうとしていた、とその店は白状したのだという。

 掲示板の意見の中には「店員だったけど、こんなのどこでもやってるよ。強い光を当てるとくじが透けるから、特賞やA賞も抜いておいたうえで、ティッシュやノートを少なめにして期待感をあおっている」というものもあった。

 まず筆者は、20人ぐらいの人に聞いて、誰もくじの存在を知らなかった。そのいっぽう、
 「一番くじというのは、一枚500円のくじでして、特殊な機械でなければ透けて見れません。1mくらいのピカチュウのぬいぐるみなどもあるので、うちはリピーターの方が多いんですが、いい商品が出た後は基本的にお客様に申し訳ないので、早々に半額にしてそれからすぐバラしちゃって(商品として売って)いますね。基本的に店ごとの処分権に任されています」(セブンイレブン店員)

 また、
 「うちは1年前に辞めちゃいました。売れ残ったコップとか誰もほしくないでしょう。いつからか忘れましたが、店に導入の有無は任されています」(ファミリーマート店長)
 と実態証言はほぼ一致する。

 ネットには少し前の話がさも新しい話題であるかのように喧伝されることも多いし、冒頭の話題には信憑性について疑いはゼロではない。民事の少額訴訟! と息巻くスレ主だったが、同様の被害多発、という話も聞かないし(ま、コンビニ関係のニュースは紙媒体がほとんど採り上げないのですが…汗)、公目的でも無ければ、訴訟経費の印紙代等がもったいないだろう。

 ひとついえそうなことは、こんな問題があったら、くじ導入の恣意性より先に企業倫理の重要議題としてもらい、率先して店長にペナルティを課してほしい、ということに尽きるだろう。

 同じような噂に、アキバのガシャポンは高価値のものは店員が事前に抜いている…というものがあるそうで、こんなときは会社が率先して不心得者にキツいお灸をすえてやれば、なにより消費者が安心して買い物が出来るようになるだろうし、誠実だという企業のプラス評価につながる解決法に違いあるまい。 

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