昨年末、板東の個人事務所『オフィスメイ・ワーク』が、7年間で約7500万円の申告漏れを名古屋国税局から指摘されていることが明らかになった。これにより今年1月以降、板東は番組出演を見合わせる状態が続いていたが、1月末には東京・赤坂の高級すし店で夫人と食事している現場を、女性週刊誌に直撃されている。
「店から出てくるところを直撃された板東は、逃げるようにして店の中に戻り籠城。裏口から抜け出したようです」(女性誌記者)
さらに冒頭の通り、京セラドーム大阪で行われたプロ野球オープン戦の試合前に、中日の高木守道監督を訪問するため姿を現したのだが、既に修正申告を済ませているにもかかわらず、芸能活動の再開は難しいという。なぜなら、脱税騒動によるテレビ局側の不信感に加え、芸能人にも被害を与えているという情報もあるからだ。
「一昨年の8月末に“電撃引退”した島田紳助の財テクの指南役といわれていた板東ですが、投資話を持ちかけ損をさせていたという話もある。他にも、板東が業務提携している大手プロに所属しているタレントの野々村真も、同じように被害を被っているといわれているんです」(夕刊紙記者)
さらには、こんな話も。
「板東は番組収録の合間に、共演していた明石家さんまにも盛んに投資関係の話を持ちかけ、出資を募っていました。しかし、さんまが儲かったという話は聞きませんし、被害者といってもいい」(テレビ局関係者)
脱税発覚直後には、奇しくも日本テレビの『踊る! さんま御殿!』に板東がキャスティングされたという。
「その日の番組のテーマは“お金にせこい人対ゆとりのある人”で、タイミングの悪さに板東が出演を断った。これは脱税発覚のせいもありますが、さんまに合わせる顔がなかったから。そんな状態では、どの局も使いませんよ」(同)
このまま引退か。