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山口敏太郎に聞いてみた!(2)中津川昴氏とアカシックレコードについて

 編集「今、アカシックレコードが話題になっていますが、このアカシックレコードとは、いったいなんでしょうか」

 山口「一般論ですが、我々が存在する宇宙空間の始まりから終わりまで、全ての情報が蓄積された膨大なデータベースが、アカシックレコードだと言われています。それにアクセスできる人をアカシックレコードリーダーとよぶこともあります」

 編集「それは昔から存在するのですか、近年生まれた概念ですか」

 山口「宇宙の事象の全てが記録されており、そのデータベースにアクセスできるという考えそのものは、古くからあるようで、神秘家のブラヴァツキー夫人やドイツの思想家ルドルフ・シュタイナーが近代において体系化したものですね」

 編集「そういうデータベースにアクセスできる能力者はいるのですか、またアカシックレコードの信憑性はいかがでしょうか?」

 山口「有名な眠れる預言者エドガー・ケイシーは、アカシックレコードにアクセスしたと言われています。勿論、科学的に立証されたものではありませんが、当たることがあるのです。キクイモが糖尿病によいとケイシーはリーディングし、多くの患者を救いました」

 編集「では、何らかのデータを、アカシックレコードリーダーが読み取っているのでしょうか」

 山口「それは僕もわからないんです。アカシックレコードリーダーが、コールドリーディングやホットリーディングで知りうる可能性がないデータを出してくることがあるからです」

 編集「わりとあっさり、『わからない』って言うんですね(笑)」

 山口「『わからない』ことは『わからない』と明言するのが論理的ですよね。“知ったかぶりする輩”や、“わからないと言えない輩”がいますがあれは学術的、論理的ではないです」

 編集「最近、話題のアカシックレコードリーダーと言えば、中津川昴さんですが」

 山口「彼は、僕の友人で優秀な編集者・ライターでもあります。出版の仕事も一緒にしますし、僕のライブにゲストで来てくれたこともあります」

 編集「彼の読み取る未来の出来事の的中率は、どうなんでしょうか」

 山口「そうですね。よく誤解する人がいるんですが、未来の可能性は無限にあるんですよ。通常僕らのいる過去から今までの時間軸は同一ラインですが、未来は無限の可能性がある。これはオカルト的な話ではなくて“無数の時間軸の連続体がこの世界を構成している”という考え方は学問の世界にもあります」

 編集「となるとアカシックレコードで見る未来とは、その時点で一番有力な未来を見ているのでしょうか」

 山口「そういう事でしょうね。逆にしゃべった時点で未来は変化して違う時間軸にスライドしている可能性はあります。時間軸の考え方とはそういうものです。だから、アカシックレコードの検証や調査をするのであれば、未来や前世では裏がとれない場合が多いので現在対象者が持っている“知られざる事実”をリーディングしてもらい、検証するのがベストでしょうね」

 編集「先週放送されたTBS『笑撃ワンフレーズ』では、中津川昴さんが大きな話題となりましたね」

 山口「いやぁ、あそこまでよく言い切るなぁ。『来年のことを考えて抑えていけよ』と思うぐらい思い切りがいいですね(笑)」

<山口敏太郎>
66年生まれ、44歳 作家・オカルト研究家・株式会社山口敏太郎タートルカンパニー代表。放送大学大学院にて修士号取得。著作90冊、テレビ・ラジオ出演は200回を超える。
「ビートたけしの超常現象Xファイル(テレビ朝日)」「たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ)」「不可思議探偵団(日本テレビ)」「笑撃ワンフレーズ(TBS)」
「クマグス(TBS)」「おはスタ(テレビ東京)」「吉田照美のソコダイジナトコ(文化放送)」「怪談グランプリ2010(関西テレビ)」
超過激メルマガが話題に、山口敏太郎のメルマガ「サイバーアトランティア」
http://foomii.com/00015

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