search
とじる
トップ > スポーツ > 交流戦ウラ情報「セ6球団の本当の敵は…」

交流戦ウラ情報「セ6球団の本当の敵は…」

 交流戦が始まった。過去9年間でセ・リーグが勝ち越したのは09年だけ(70勝67敗7分け)。10年目となる今季、首位チームはパ・リーグの千葉ロッテだが、2位・中日、3位・巨人と続いており、リーグ別の勝敗でも19勝21敗2分け(5月28日時点)と大差は付いていない。
 「ふだん(ペナントレースで)使わないパ・リーグの各本拠地球場に対する違和感を口にするセの投手も多いんですね」(プロ野球解説者)
 球場に対する違和感は、パ・リーグも同じなのだが…。

 しかし、こんな“珍事”もあった。交流戦の開幕ゲームの舞台となった西武ドームでのことだ。対戦チームの巨人にも、こんな注意事項が伝達された。「ハチに気を付けて下さい」−−。同球場で交流戦前の約1週間、バラとガーデニングのイベントショーが開催されている。恒例イベントだが、西武ドームは他のドーム球場と違って、外壁がない。外周は“通気性バツグン”のフルオープンとなっているので、このイベント中にミツバチが“侵入”してしまうのだ。『ハチ被害』は一度も報告されていない。球場関係者も駆除作業をしているそうだが、万が一のために対戦チーム側にも「気を付けてください」と伝えているのだ。
 西武OBにもこの件について聞いてみた。
 「毎年のことだよ(笑)。試合前の練習中、(選手たちの)顔をハチがかすめたりしてビックリさせられたけど」

 また、このイベント中、マウンドが“除去”される。バラのイベント最終日だった5月16日までグラウンドはまっ平で、交流戦が始まるまでの『中3日』で土を盛り直し、マウンドを作り直すのだという。マウントを踏んだとき、ミョ〜な軟らかさがあるのでは? セ投手たちの言う違和感とは、この突貫工事で作り直されたこのマウンドのことを指しているのだろうか。
 西武投手の1人がこう否定していた。
 「マウンド? バラの香りがしました」
 これを伝え聞いたセの球団スタッフも吹き出していた。ペナントレース中、どの球場も主催ゲームのないときに球場を貸し出しており、西武ドームだけが特別なことをやっているわけではない。
 セ球団も西武ドームの恒例行事を楽しめる余裕があればいいのだが…。

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ