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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/10函館・8/10小倉)

 先週ピックアップした2頭。函館デビューの注目馬・バウンスシャッセは、やや一息のスタートを切ったが慌てることなく中団よりやや後方の位置取り。レースが進むにつれて徐々に上がっていくと1000mを通過する頃には4番手まで上がる。3コーナーから徐々にペースが上がるとマクッて行き直線に入るころには先頭に立つ。直線でもしっかりと伸びて1着。スローペースにしっかりと対応し、レース中盤でポジションを上げていってもかかることがなかったレースセンスはかなり高い。一度使われて次走はさらにパフォーマンスを上げるだろう。小倉デビューの注目馬・ピッツネイルは、まずまずのスタートを切るが外にヨレ立て直すロスがあったが、すぐに立て直し6番手の位置取り。道中は 右へ左へフラフラし3コーナーから追い通しになったが、直線に入るとじわじわと伸びて4着。まだ馬体に余裕があったことを考えると上々の走りであった。絞れてくればもっとしっかり走れるだろうし、末脚にもキレが出てくるだろう。次走が楽しみな一頭。

 今週の函館デビューの注目馬は、8月10日(土)第5Rダート1700m戦に出走予定のグランドサッシュ。馬名の由来は「威厳ある+母名の一部」。牡、黒鹿毛、2011年2月27日生。美浦・武市康男厩舎。父ハーツクライ、母レイサッシュ、母父パラダイスクリーク。生産は浦河町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主は(有)シルク。クラブ法人・シルクホースクラブの募集馬で総額1800万円。母は1000m〜2600mの幅広い距離で好走し、芝で3勝を挙げたレイサッシュ。母系はゴールデンサッシュからなる名牝系で、近親には01年香港ヴァース(GI)やドバイシーマクラッシック(当時GII)と海外重賞を2勝した名馬・ステイゴールド(父サンデーサイレンス)や、06年神戸新聞杯(GII)を制し、皐月賞(GI)、菊花賞(GI)を2着したドリームパスポート(父フジキセキ)、04年ローズS(GII)や05年クイーンS(GIII)を勝ったレクレドール(父サンデーサイレンス)など錚々たる面々がいる。本馬は柔軟性のある筋肉を持っており、繋ぎのクッションも程良く、キレで勝負しそうなスピードタイプ。全体的な印象から距離はマイルから2000mくらいが良さそうだ。ダートもこなせないこともないが芝の方がベターか。なお、鞍上には津村明秀騎手を予定している。

 小倉デビューの注目馬は、8月10日(土)第5R芝1200m戦に出走予定のメイショウオイワケ。馬名の由来は「冠名+民謡の一種」。牡、青鹿毛、2011年3月27日生。栗東・白井寿昭厩舎。父メイショウボーラー、母カネトシバニラ、母父Kheleyf。生産は浦河町・高昭牧場、馬主は松本好雄氏。2012年北海道サマーセール1歳市場において766万円で落札された。本馬は均整の取れた馬体をしており、トモにはしっかりとした力強い筋肉が付いている。飛節の形、筋肉の質からキレよりも持続性のある脚を使うタイプ。繋ぎは角度があり短めで、胴も若干短めなことから距離はマイルあたりがベストか。なお、鞍上には浜中俊騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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