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SMAP解散騒動の渦中で、主演ドラマが明暗分けた草なぎ剛と香取慎吾

 SMAPの解散・分裂騒動は“元サヤ”で一応の決着をみた。そんななか、SMAPメンバーの出演番組は軒並み好視聴率をマークしていたが、草なぎ剛と香取慎吾が主演する連続ドラマはくっきり明暗を分ける形になった。

 まず、草なぎ主演の「スペシャリスト」(テレビ朝日/木曜午後9時〜)は1月14日に初回(15分拡大)が放送され、17.1%(数字は以下、すべて関東地区)の高い視聴率をゲットした。

 同ドラマは「土曜ワイド劇場」枠で、13年5月から4回にわたってスペシャル版が放送され、好視聴率を上げてきた実績があるだけに、視聴者もすんなりドラマに入っていけたのだろう。ただ、一連の騒動から注目度がアップし、視聴率を押し上げた感もあり、第2話以降にドラマ自体の真価が問われることになりそう。

 主人公である宅間善人(草なぎ)は、えん罪で10年間服役した経歴をもつ異色の刑事という設定。服役期間に犯罪者・受刑者のデータ、犯罪手口などをすべて記憶し、“犯罪心理のスペシャリスト”となって、難事件の解決に取り組むというストーリー。連ドラでは、その舞台を京都から東京・警視庁に移し、南果歩、夏菜、和田正人、吹越満、平岡祐太、芦名星らが出演。

 草なぎは前回の連ドラ主演作『銭の戦争』(15年1月期/フジテレビ)も好評で、全話平均13.4%と好視聴率を残しているだけに安定感を示している。

 一方、香取主演の『家族ノカタチ』(TBS/日曜午後9時〜)は、ヒットした『下町ロケット』(阿部寛主演/平均18.5%)の後枠ということで注目を集めたが、初回(17日=15分拡大)視聴率は9.3%と2ケタに乗らず惨敗を喫した。

 ドラマは、同じマンションに住む39歳独身の“結婚できない男”永里大介(香取)と、32歳バツイチの“結婚しない女”葉菜子(上野樹里)との独身バトル、そして大介と父(西田敏行)、葉菜子と母(風吹ジュン)の親子バトルを繰り広げる。独身バトル、親子バトルの果てに、家族、結婚のかけがえなさが見えてくるホームドラマ。他の出演者は荒川良々、千葉雄大、水原希子、柳原可奈子、中村アン、水野美紀ら。

 香取の連ドラ主演は「SMOKING GUN〜決定的証拠〜」(14年4月期/フジテレビ)以来、1年9か月ぶりとなったが、同ドラマは平均7.4%と低迷した。主演ドラマが2作続けて、コケるようなことがあれば、“視聴率が取れない男”とのレッテルを貼られかねないだけに、ここからの巻き返しを図りたいところ。

 解散騒動はひとまず終止符を打ったが、メンバーである草なぎ、香取の主演ドラマは、今後も否応なしに注目のマトとなりそうだ。

(坂本太郎)

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