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日本ハム・大谷に“不敗神話” 登板試合でチームは負けなし

 “投手”大谷翔平(18=日本ハム)が、“不敗神話”をつくり上げそうだ。

 大谷は6月26日のソフトバンク戦(東京ドーム)で、プロ4度目の先発。1回表には内川聖一外野手に、2回表には長谷川勇也外野手に、それぞれソロ本塁打を浴びて、早々に2点を先制された。しかし、3回からは立ち直って、5回までの3イニングは無安打無失点に切り抜けた。

 その間に、味方打線が奮起。3回裏に中田翔外野手、5回裏に陽岱鋼外野手、ミチェル・アブレイユ内野手と3本のソロ本塁打が飛び出して、5回終了時点で3-2と日本ハムがリードした。

 この時点で大谷は勝利投手の権利を得て、いつもなら、5回で降板するのがパターンとなっていたが、この日は続投。ところが、6回表に松田宣浩内野手にタイムリー安打を打たれて、3-3の同点にされ、この回でマウンドを下りた。

 チームは8回裏に2点を取って、いったんはリードしたが、9回表に2点を奪われて、5-5の同点。10回裏に、無死2塁から敵軍の送球エラーの際に得点を挙げ、6-5で日本ハムがサヨナラ勝ちした。

 大谷は同点の場面で降板したため、2勝目はならなかったが、登板した試合は先取点を奪われても、自軍が追い付くケースが続いており、4戦3勝1分けで負け知らず。2度目の先発となった6月1日の中日戦(札幌ドーム)以降は、チームが3連勝。大谷自身に勝ち星が付かなくても、チームに勝ちをもたらす“運”をもっている。

 日本ハムは、この勝利でゲーム差なしながら、勝率の差で5位オリックスを抜いて、待望の最下位脱出を果たした。

 大谷はプロ最長の6回を投げ、98球で、4安打2四球1死球3失点(自責点3)、奪三振5。最速153キロ止まりだったが、変化球を多投して、これまでとは違う一面を見せた。

 「変化球を交ぜながらの投球は持ち味。今日はカーブがよかった」と、自身の投球を評した大谷。栗山英樹監督は、「バランス良く投げようとか、変化球でカウントをつくろうという目的意識がハッキリ見えた」と一定の評価を与えた。

 オールスター戦(7・19札幌、7・20神宮、7・22いわき)のファン投票では、パ・リーグ外野手部門で28万4737票を獲得し、3位となって、選出が決まり、球宴での二刀流披露に期待も高まる。

 日本ハムは、かつての本拠地である東京ドームでの故郷凱旋試合では集客に苦労している。今季、同所の主催試合では、2万人を集めるので精いっぱいで、1万人台の試合もあった。しかし、この日は大谷が4万210人の大観衆を集め、いつもより、ほぼ2倍アップで、観客動員にも大きく貢献した。

 このまま、ローテーションから外されなければ、次回登板は7月4日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)が有力。大谷の“不敗神話”が続くのか注目されるところ。
(落合一郎)

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