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堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 TBS新人女子アナは「アナCAN」でチェックせよ!

 昨年11月、この連載でTBSで放送中の『アナCAN』について触れた…のだが、誰も覚えていないだろうから、改めて書いておくと、ちょうど1年前に同局の新人アナウンサー3人にいきなり番組を持たせるという、女子アナファンがよだれをタラタラ垂らしかねないコンセプトでスタートしたのが『アナCAN』だったわけだ。それは、「いち早く新人アナを見た〜い!」という世の中の欲求と一致しているために、大変素晴らしいコンセプトだと思われたのに、いつのまにやら千原ジュニア(35)が司会に回ってしまい、新人アナは出演こそしているものの、ま〜ったく喋らないという構成にケチをつけたのであった。一体どこが『アナCAN』なんだよ、と。

 そんなこんなで、『アナCAN』への興味が劇的に薄れていったわけだが、ここに来て新展開が! なんと今年度入社の新人アナ2名を起用して番組をリニューアルするというではないか! TBSさん、今度はお願いしますよ〜!

 リニューアル初回は今月7日深夜に放送された。登場したのは江藤愛アナ(23)と田中みな実アナ(22)。なかなか2人とも可愛いではないか! おまけに愛嬌もあって、悪くない(特に江藤愛の愛嬌の良さは破壊的。無理難題を押し付けても、断れなさそう)。
 そして何よりも素晴らしかったのが前回ケチをつけた構成の問題だ。アナウンサーのための番組なのだから、アナウンサーを主役に据えるかどうか。そこに注目していたところ…、ちゃんと改善されている!! お互いがインタビューし合うという構成だったのだ。昔の写真も公開してくれたことだし、十分合格。こういうのを見たかったの! 中身はグズグズだったが、初回だったことだし、全部許す!
 かくして『アナCAN』はリニューアル一発目を好発進した。テレビ離れが叫ばれている昨今、テレビがネットに負けないようにするためには、今回のような企画が有効な手段となる。だって、新人女子アナの動いている姿や声、どんな人物像なのか…はTBSが独占的に保有しているのだから。私を含めたネット住民がいくら検索してもヒットしない情報と企画をお届けすれば、少しはテレビに注目が集まるのではないだろうか。
 以上の2点をクリアしていたので、今週からまた『アナCAN』をチェックしたいと思います。

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