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ビックネームを獲れ! オリックス1位指名に注目が…

 10月28日のドラフト会議で、オリックスが指名する選手は、「最後のバファローズ戦士」になってしまう…。

 オリックスが公募により、新名称を変更すると発表したのは今年3月。「公募、選考の進捗具合が芳しくないらしく、1年延期になる」との情報も交錯していたが、オリックスは「来季から変更する方向」なる3月の発表を訂正していない。従って、今秋のドラフト会議で、「最後のバファローズ1位指名」が選ばれる。
 「現オリックスフロントには近鉄から異動してきた職員はほとんどいません。もともと、合併が決まったときから、近鉄グループは出資額を毎年減らして行き、最終的にゼロにする予定でした。そのことは、オリックス側も了承しています」(球界関係者)
 『バファローズ』の名称に対する愛着が薄いからではないだろうが、今回の新名称公募に大きな混乱も起きていないそうだ。

 「バファローズとして最後のドラフトなんだから、『ビッグ3』(斎藤佑樹、大石達也、沢村拓一)を狙うべきとの進言も外部からありました。でも、オリックスのスカウトは堅実路線というか、他球団が『外れ1位』にリストアップした即戦力投手の一本釣りを狙っているらしい」(ライバル球団職員)
 漏れ伝わってくる限りでは、オリックスは早稲田大学の大石達也投手を1位入札するという。しかし、フェニックスリーグ視察中の岡田彰布監督(52)は「競合する球団が多そうなら、考え直す」(20日)と“弱気な発言”もしていた。
 「岡田監督の発言の真意は分かりません。星野楽天に関する質疑のなかで出た発言で、『楽天も大石を狙っているが?』と聞かれたときに出たものなんです。岡田監督なりの陽動作戦かもしれませんし…」(メディア陣の1人)
 1位指名選手が重複した場合、抽選となる現行ルールは説明するまでもないだろう。岡田監督は早大OBであり、阪神監督だった03年秋のドラフトでは鳥谷敬内野手の一本釣りに成功している。そのネットワークをフルに発揮できないジレンマもあるのだろう。
 オリックスが阪急ブレーブスを正式買収したのは、1988年オフ。「オリックスブレーブス」としてスタートし、3年後の91年に、やはり公募で名称をブルーウェーブに変更した。前出の関係者がこう言う。
 「オリックスも迷っているんだと思います」
 「迷い」とは、球団経営の指針だ。阪神という一大勢力と同じ大阪圏で興行戦争をしなければならない辛さもある。08年、オリックスは大石大二郎ヘッドコーチをシーズン途中に監督に昇格させた。その際、近鉄OBでもある大石氏が指揮官となったことで、球団は「少しずつだが、旧近鉄ファンが戻ってきた」と語っていたが、翌09年はチームの低迷も重なり、観客増には繋がらなかった。岡田彰布・現監督の招聘に動いたのも「近鉄ファンを呼び戻すこと以上に、阪神との共存を考えた」とされ、今回の名称変更に至った。

 「阪急時代を知るブレーブスOBは『野球教室』などでユニフォームを着る際、オリックスではなく、阪急のユニフォームを発注します。ブレーブスへの愛着からでしょう」(メディア陣の1人)
 バファローズOBも気持ちは同じはずだ。チーム名変更の動きは止められないが、「最後の1位選手」にはそれ相応のビッグネームを選出してもらいたい。近鉄を経験したプロ野球OBはそう願っている…。最後のブレーブス1位指名選手は、現タレントのパンチ佐藤だった。リスク回避して、安易な1位候補を選出した場合、新名称への反感にも発展しかねない。

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